鬼滅の森に住む子狐炭治郎が手袋を買いに行ったのは、森の外れの小さな洋服屋。そこで出逢ったのは不思議な洋服屋さん。優しい洋服屋さんの寂しくて悲しい匂いを消したくて、禰豆子や善逸・伊之助と一緒に頑張ってお遣いにはげむ炭治郎のお話です。
童話パロと言いつつ、原作童話要素は1%ぐらいな義炭。かまぼこ隊と禰豆子がメインと言っても過言ではありません……。
手袋を買いに行ったら大好きな人ができました1
第1話。
手袋を買いに行ったら大好きな人ができました2
第2話。柱へのお遣い編終了。でも冒険はまだ続きます。
手袋を買いに行ったら大好きな人ができました3
最終話。童話パロの筈なのにバトってます……。
手袋を買いに行ったら家族が増えました
手袋を買いに行ったら~本編に入りきらなかったエピソードに、後日談を加えたお話です。
手袋を買いに行ったら素敵な贈り物が届きました 1
『手袋を買いに行ったら』シリーズの続編。義炭の子作り編です。
手袋を買いに行ったら素敵な贈り物が届きました 2
さて、走り出したのはいいけれど、山ブドウはどこにあるのでしょう。「急な斜面や深い谷間って、鱗滝さんは言ってたな。谷はどこにあるんだろう」 ふんふんと鼻をうごめかせて、炭治郎は辺りを嗅いでみました。谷間にはきっと川が流れているはずです。 水の...
手袋を買いに行ったら番外編 ~大好きが生まれた日~ 1
キメツの森の木々は、まだ真白な雪帽子をかぶっています。人の暦で言うなら如月のはじめ。吐く息もまだまだ白い毎日でした。 季節はともかく、暦というのは炭治郎にはピンときません。もちろん、新しい年がくる日などは、キメツの森の動物たちにとっても特別...
手袋を買いに行ったら番外編~大好きが生まれた日~2
さて、恋柱さまのところに向かった神嫁さまたちと別れた炭治郎たちは、ごちそうの材料集めに行くことにしました。玄弥も引き受けてくれましたが、なにしろまだまだ寒いのです。今日中に集めるには、炭治郎たちも頑張らないといけません。 とはいえ、果実は恋...
手袋を買いに行ったら番外編~大好きが生まれた日~3
「義勇さん、いってきます!」「まだ暗いから気をつけろよ」 お日様が昇るより早く起きた炭治郎は、今日も元気いっぱいです。今朝もまだまだ寒くて、吐く息だって真っ白に染まっています。でも義勇がくれた手袋をはめれば体も心もポカポカで、冷たい風だって...