まずは、先日のブログに対して心にしみるメッセージくださった方へ、本当にありがとうございます。返信不要とのことですので、こちらでお礼いたします。
独りよがりなワガママだとか、高尚様wなんて嘲笑を向けられてもしょうがない言い分だろうと思っていましたが、お言葉で救われました。ありがとうございました。これからも楽しんでいただけるよう頑張ります。
さて。本題です。
頑張りますと言った舌の根も乾かぬうちになんですが……まだ終わらない煉獄さんのおたおめ話。少しずつ書き進めてますが、5月中には終わらなそうな気配が濃厚です……。
今回の話はCHALLENGEにある100のお題から『遊園地』で書いてます。お題でパッと連想されるのは現パロって人が多そうなので、あえての原作軸。となると舞台はやっぱり花屋敷。ってことで、大正初期の花屋敷について調べまくっているとは、以前にもお話しましたね。
……なんか、遊園地が舞台なだけで、お題からはどんどん離れていってる気がする。
まぁ、いつものことなんですけどね💦
お題から書くときって、どうしてもヒネリを入れたくなるんです。お題そのものではなく、多くの人がすぐに思い浮かべそうなとこから離れた場所に着地したい、ひねくれ者なのです。発想を飛ばして「そうきたか!」って唸ってもらいたい。
pixivやTwitterなど、創作発表の場が増えて小説を書くのも気軽になった今、どれだけ書き手が頭を捻っても「どこかで見たような話」になりがちなのはしょうがないと思うんですよ。そもそも『源氏物語』以来、一次二次問わず数え切れないほど多くの小説が世にあふれているんですから、完全なオリジナルなど不可能です。
それでもね、やっぱり独自性って大事だから。個性と言い換えてもいいです。料理は同じでも書き手ごとに味付けは異なる。
「このお題でそこにいくのか!」って驚きも、味付けの妙だと思うんですよね。だから即座に思いつくものを書くのではなく、そこから少しずれた思いがけないものにしたくなるし、比喩や表現にはこだわりたくなる。
で、今回は原作軸で花屋敷。調べても望んだ結果が得られるとは限らないもので、知りたいのはこれじゃないんだよと頭を抱えることも多いんですけどね💦
たとえば奥山閣。花屋敷にあった五階建ての楼閣なんですが、資料が少なくて💦進捗で挙げたシーンはほとんど捏造です。蓄音機が最上階での出し物だったのは事実なんですが、客席が設えられていたのか立ち見なのか、どんなレコードをかけていたのか、そういう詳細な資料は見つからなかったんですよねぇ……。あれ? これは前も書いたっけ? ま、いっか💦
えー、ほかの展示についても同様で、生人形や操り人形など、展示物についての記載は見つかっても、題目までは出てこない。
史実を書いているわけじゃないし、所詮は素人の二次小説ですから、こだわる必要はないんですけどね。どうせなら大正の空気感を感じられるものにしたい。だからやっぱり調べちゃう。時間取られて本末転倒かもしれないけどね💦
講釈師、見てきたような嘘を言い。見たことがない光景にリアリティを与えられるかは、書き手の力量が問われる部分かもしれないですね。もちろん、そういった描写以上に話そのものの面白さこそが重要ではありますが。
さて、そんなこんなで七転八倒しつつ書いてますよの進捗。
じつは書き上がっていた後半の部分を大幅削除しまして。膨らませようと決めた部分を改めて書いております。貧乏性なので一応コピペ保存はしてあるけどね(^.^;
お題の遊園地よりも、義勇さんと煉獄さんそれぞれの思い出を互いに垣間見て、想いを深めることに主題を置いた話になってきてます。
話の系統としては『流れ星』義勇さんバージョンって感じですかね。
二人の趣味についても、自分なりの解釈で書いてみようかなと思っているので、ますます長くなりそうな予感……。『流れ星』ほどは長くならないはずですけどね💦
ネタバレになっちゃうんですが……じつは「王」というワードはにゃんことワンコの肝だったりもします(^O^;)
すでに狼王ロボをサラッと出してますから、唐突ではないと思うけど……どうだろうなぁ、なるほどって思ってもらえたらうれしいけど、うまく書けるかな💦 ま、その前に続き書けるようにリハビリしなきゃですけども。そのリハビリ自体が遅々としてるのが一番問題💦
それはさておき、今回の話では大正時代の革新的な空気感と現代との差異、それから思い出を共有することで近づく心の距離を、自分なりに満足いくまで書き上げられたらと思います。読んでくれた人が楽しんでくれたら、さらにうれしい。頑張りますです。(←口先だけじゃ駄目だと肝に銘じろよ、私。6月は土曜休日出勤3週連続だぞ? 今頑張らないと7月になっちゃうぞっと💦)