こっそり興奮

原画展で額装がコーナーごとに違うという話をブログでしましたが、昨日仕事中にふと柱の章の額が示している意味に気づいて、こっそりと大興奮でしたw

上弦の鬼たちは人間味あふれる回想は白枠、残忍な鬼としてのシーンは朱色。無惨様と最終決戦は黒で闇や夜、遺影っぽくも見えるから死も意味してるのかな。絆は歴史を感じさせる古びた額。鬼化した炭治郎から夜明けと戦いの終わりを示しているのか、明るさを取り戻しつつあるブラウンな木枠で、転生後は生まれ変わった新しい人生を感じさせるナチュラルな木枠。こそこそ話はパールホワイトな白の樹脂で、本編との違いを示していると解釈してましたが、柱の章はよくわからなかったんですよね。

パールがかってメタリックっぽく感じるグレーの枠。希望を示しているとしたらグレーというのはしっくりこないし、金属を感じさせる枠だったから強さを示してんのかな? でもそれならスチールにすればいいよね。輝かしさも表せるんだし。なんであの色合いだったんだろうと、意味が分からず頭を捻ってたんですが。

あれ、鋼だ。刃の色だ!

柱とはどのような呼吸であれ愛刀であれ、畢竟、鬼を滅する刃。悪鬼滅殺を刻まれた刀身は柱のあり方そのもの。だから、鋼を思わせる色合いの枠だったんだ!
スチールじゃないのは統一感もあるんだろうけど、木枠で人間味ある温もりも示してるのかな。玉鋼の色と考えればしっくりくる。今になって気づくとは判断が遅い!💦 穿ち過ぎかもしれませんけどね。

気づいた瞬間、うわぁうわぁ凄い! と大興奮w いやぁ、本当によく考えられてますね。
鬼滅の刃という作品への愛と理解がなくちゃ、あそこまでこだわれないよなぁ。改めて原画展スタッフに感謝です!