2022/5/3付メルフォからの『竜胆』へのご感想です。ありがとうございます💕
OBA様、竜胆を加筆修正されたと目にしたので、再読させて頂きました。
一つ、先に誤字情報をお伝えしておきます。
>元忍びだけあって、情報収入に関して宇髄は一日の長がある。
<- 誤:情報収入
正:情報収集
さて、このお話、やっぱり好きだな~って思いました。
それぞれのセリフにキャラそれぞれの”らしさ”が際立っているというか、煉獄さんも、宇髄さんも、義勇さんも、声が聞こえてくるような感じがします。
好きなところはたくさんあるのですが、その中から厳選したものをピックアップします。
「いや、ありがたい申し出なのかもしれないが、俺には無用だ!」
<-“~かもしれないが” と、 “俺には無用だ!” っていう言い方が、何とも私のツボでした。
“ありがたい申し出なのだろうが” だと、この世界のことをよく知っている人みたいで、煉獄さんのイメージに合わないと思うんです。
“~かもしれないが” だと、そういうニュアンスを感じさせずに、”一般的にはありがたい申し出なのかもしれないけど”という、この世界に詳しいわけではないけれど全くの無知ではない感じが出るし、そこからの”俺には無用だ!”という言葉はとても爽やかで、すごく煉獄さんらしいと思います。
袖を通さず肩に羽織っただけのトンビ(インバネスコート)の下の襯衣は、胸元近くまで釦が開けられ、くっきりとした鎖骨が露わになっている。街灯もない薄暗がりだというのに、わずかにのぞくその肌は、仄白く淫靡に発光しているかのように見えて、知らずゴクリと煉獄の喉が鳴った。
動きを妨げぬよう余裕のある隊服と違って、肌にピタリと貼りついて見える洋袴は、脚の形が明確に見てとれる。張りのある太股やふくらはぎは、布地に包まれているというのになぜだか淫らな姿を見ている気にさせられて、煉獄は下腹がズンと重くなるのを感じた。ひどく喉が渇いてくる。
丈の長い上着を羽織っているし、煉獄のいる曲がり角のほうを向いているから、腰回りは見えない。だが、だからこそ脳裏には締まった腰の細さや臀部の丸みが想像されて、今すぐにも邪魔な布地をはぎ取りたい衝動に襲われる。
月明かりに映える白皙。小ぶりな唇はうっすらと開かれている。伏せられた長い睫毛に隠され、星月夜を思わせる瑠璃の瞳は見えない。いつもの凛とした佇まいではなく、どこか気だるげで隙のある立ち姿だ。
<-ここー、視線が順繰りに移動しながら義勇さんの姿が徐々に暴かれていく感じがドキドキしましたし、描写が生々しくかつ艶っぽくて 興奮しちゃいました、笑。
「……触りたいのか?」
<-こういうところですよね、義勇さん、笑。
「なんで触りたいのかは知らんが、煉獄ならかまわない」
<-いや~本当に、こういうところですよね、義勇さん、笑。
「やめておこう。俺が触れたがっていることだけ覚えていてくれたら、それでいい」
<-今はその時ではないって一切手を出さないところが、とってもかっこいいです。
「だが、冨岡が俺に触れられたいと思ってくれたのなら、遠慮はしない。覚悟しておいてくれ」
<-潔く、かつ雄味を感じさせる言葉を堂々と宣言しているところが好きです。
好きな作品は何度読み返しても良いものですね!
さて、ブログで触れられていた『雨上がりの空に似ている』の音声を聞いてみました。
自分で目視して読む時とはまた違った感覚で物語を理解するというのは、面白い体験でした。
語り部から、彼らの物語を聞かせてもらっているような、自分で読むのとはまた違った楽しみ方ができるなと思いました。
それでは、失礼します。
まずは、いつもありがとうございます、モカさん!💕
こちらの前にもPCを軽くする方法についてのメッセージなどもいただき、ありがとうございました。返信が溜まってしまったこともあり、併せてのお礼となりすみません。
音信不通でいたあいだにも気にかけてくださって、本当に嬉しかったのと同時に、申し訳ない限りです💦今も返信不要で送ってくださったり、お気遣いいただいてばかりで……作品でご恩返しできるよう頑張りますです💦
あと、今後は休止する際には(ないといいんですが💦)一言なりとTOPページにでも記載するようにしますね。
さてさて。『竜胆』へのご感想ありがとうございます💕
初出の際にもご感想いただきましたが、ブラッシュアップしたものにも目を通してくださって有り難いです。
内容は変わってませんから、目新しい発見はないと思うんですが
>好きな作品は何度読み返しても良いものですね!
このお言葉に、心の底から書き手としての喜びを感じます。ありがとうございます💕
>それぞれのセリフにキャラそれぞれの”らしさ”が際立っているというか、煉獄さんも、宇髄さんも、義勇さんも、声が聞こえてくるような感じがします。
これも、たびたび伝えていただいてますが、そのたび嬉しさに身悶えてますw キャラ”らしさ”は大事にしている部分ですから、モカさんのお言葉でいつも安堵してますです。
>”~かもしれないが” と、 “俺には無用だ!” っていう言い方が、何とも私のツボでした。
言われてみれば……たしかに煉獄さんならこの発言になるなと、自分で書いたくせに今頃気づきました(^.^;
これ、たぶん無意識に選んだ台詞ですね。パニクるほどではないけど、予想外の状況でもあって、女性を傷つけまいと無意識に思ってもいて……と、そんな状況下で煉獄さんが口にするならとは考えてた気がしますけど、細かいニュアンスまでは意識してなかったような……。
新たな発見でした! ありがとうございます!
「ありがたいが~」とかだと、たしかにこういうシチュエーションに慣れてる観が出ちゃいますもんね。原作軸の煉獄さんならこういった言葉選びになると、改めてキャラ解釈が深まった気がします。
いや、無意識に「煉獄さんならこうなの!」と思ってたかもしれませんがw
でも、きちんと意識した上で最新の注意を払って選ぶ言葉と、無意識になんとなくで書くのでは、やっぱり解釈違いが起こりやすいですしね。
モカさんからのご感想には、こういう気づきが多くて、拝見するたび「あぁ! そうか!」と膝を打つこともしばしば。大切に読んでくださっているのが伝わってくるお言葉で、本当に有り難いです。
>描写が生々しくかつ艶っぽくて 興奮しちゃいました、笑。
このシーン、私も気合い入れて書いた部分なので、めっちゃ嬉しいです!💕
首元から腰へのカメラワーク、からの顔。義勇さんの下半身に意識が持っていかれてることへの罪悪感による視線移動を、ちょっぴり意識しましたw
視線の動き(義勇さんの外見描写)だけで、煉獄さんの受けた衝撃と葛藤を伝えられたらと思ってたんですが、『生々しい』のお言葉で、我が意を得たりw
ついでに、エロいよりは艶っぽいに喜ぶタチなので、思わずガッツポーズしちゃいました( ̄ー ̄)ニヤリ
なんていうか、エロシーンよりも濡れ場を書きたい欲が強いんですよね。
こういうことを言うと『高尚様』っぽく思われちゃいそうなんですが、生々しいけど下品にならない、直接的な語彙や擬音で興奮させるのではなく、肌を伝う汗や立ち上る匂いとかの五感に訴える描写や、手や髪の毛といった性に直結していない部位へのクローズアップで魅せたい……って感じ?
『竜胆』には濡れ場はありませんが、描写から『艶っぽさ』を感じていただけたのなら、感無量でございます、はい💕
>いや~本当に、こういうところですよね、義勇さん、笑。
でも、義勇さん自身はこれなのが、ね。この落差が義勇さんですよね!w
ボイロの朗読もお聞きくださってありがとうございます💕
今は校正用に読み上げてもらってるだけですが、近いうちに、息抜きがてらまた読んでもらおうかなと思ってます。
リハビリ優先ということで、とにかくまずは一作書き上げられるようにと新作書いてますが、既存作のブラッシュアップも、今後もしていくつもりです。
正直なところ、現状で一番の難敵は「集中が途切れること」なんですよねぇ……。ボイロの調声やブラッシュアップはわりと集中できるので、ときどき集中力復活のための訓練にでもチャレンジしていこうかな、と。
あ、じつは以前チャットに煉義SSの音源アップしてるんですよ。すっかり愚痴吐き場と化してるので、アナウンスしてなかったんですけどね💦
『愛の花咲く』★からどうぞ→★
ボイロの読み上げ、微妙なニュアンスが難しいんですよねぇ……。長編もいつか読み上げてもらいたいところですが「うむ!」が、もう……手強すぎる💦 このSSには「うむ!」がなかったので読んでもらったっていう、ね(^o^;) もっと頑張りましょうって感じですわ💦
ま、それよりもまずは『いのちみじかし』ですね! ちまちまとではありますが、書き進めてまいりますので、気長に完成をお待ちいただければ幸いです。
残りの返信も少しずつしていきますので、こちらも今しばらくお待ちくださいませ。
嬉しいご感想、本当にありがとうございました!💕