2022/2/10付メルフォ にゃんことワンコへのご感想

OBA様、ソナーズで5の21を拝見しました。

自分が誰かのオマケだと思われていても、義勇さんにとって大切で信頼している人達である、煉獄さんや親しい友人達、槇寿郎さん達はそんな風に思ってないことがわかっているから気にしていない、言葉だけなら言いたいだけ言ってろと思うと心から言える義勇さんの心の強さが愛しいです。そのうえで、現状のままなら義勇さんを煉獄さんにとって悪影響にしかならないオマケだと考える大人に引き離されると冷静に考えて、自分が望む未来を手に入れるためにはどうすればいいかを考えて地方への進学を決断しているんですよね。

義勇さんにとっても、進学で煉獄さんと物理的に離れる選択をするというのは平気ではなかったはずだし、できることなら一番避けたかった選択肢だったと思うのですが、それでも望む未来のために決断したんですよね。それは、それだけ義勇さんが煉獄さんと一緒にいたいということであり、とっても萌えます。

伊黒さんの心情描写、義勇さんに対する複雑な気持ちや、心を守るための鎧を脱げずに素直に気持ちを口に出せない葛藤など、とても丁寧に書かれていて、すごく良かったです。

煉獄さん、誰も関係ないって主張したんですね。義勇さんを守るための、大切な友人達を巻き込まないための嘘。自分のためには嘘をつかない煉獄さんが、警官に嘘の主張を繰り返していたというところに、胸がいっぱいになりました。

煉獄さん、黙れと義勇さんを怒鳴りつけてまで、義勇さんが語った真実を強く否定したところや、加害者達の義勇さんを貶める言葉に(自分に浴びせられた理不尽な言葉に対しての怒りはあまりないというか、義勇さんを貶める言葉を聞いた時点で怒りで頭がいっぱいになっていたのではないかと)、口では何も言わないのに抑えきれない怒りに音もなく飛びかかろうとしたところとか、とってもツボでした。

壊れたスマホ、証拠隠滅のために加害者が踏みつぶした可能性も考えましたが、煉獄さんが踏みつぶしたのですね。些細なことですが、気になっていたのでわかって良かったです、笑。

『にゃんこなキミと、ワンコなおまえ』は、読めば読むほどドストライクで、好きの気持ちが増していきます。お話が深ければ深いほど、各キャラの心にある想いも深くてリアルに感じられるので、その彼らの、さらに言うなら義勇さんと煉獄さんの感情の絡み合いを見られるなんて萌え以外の何物でもないです。ありがとうございます!

パソコン、壊れてしまったようで、しばらくご不便だと思います。もしご返信を頂けるなら、パソコンが到着されてからで大丈夫です。
それでは、失礼します。

まずはお返事がとてつもなく遅くなってしまって申し訳ないです。
ブログでもちょこっと吐き出しましたが、パソコンが壊れたことで執筆が止まり考えぬようにしていた負の感情が止められなくなっていたみたいです。
それでもやめたくない、書き続けたいと思えたのはMさん(pixivからのDMありがとうございました。今後はMさんとお呼びしても大丈夫でしょうか?)からの感想の数々が支えてくれていたからです。本当にありがとうございます。
どうお返事をすればいいのか、こんな不甲斐ない状況でなにをお伝えできるというのかと、鬱々と悩むばかりで目を背けてしまっていて、ごめんなさい。
ゆっくりとにはなるでしょうが、ちゃんと書き続けますので、できることならば今後もお読みいただければ嬉しいです。あっ、あの! もちろんジャンル移動したり私を見限るのも、気にせずご自由になさってくださいねっ。依存してしまっているのかもという自覚はあるので、Mさんに不要な責任感を負ってほしくはありませんから!

さて、暗い話はここまでにして、相変わらず深く読み込んでいただきありがとうございます!
長いことにゃんことワンコの世界から離れてしまっていたので、お返事するにあたりいただいた感想とあわせて読み返してみましたが、Mさんの感想に頷くばかりでしたw

>自分が望む未来を手に入れるためにはどうすればいいかを考えて地方への進学を決断している
>できることなら一番避けたかった選択肢だったと思うのですが、それでも望む未来のために決断したんですよね。
>自分に浴びせられた理不尽な言葉に対しての怒りはあまりないというか、義勇さんを貶める言葉を聞いた時点で怒りで頭がいっぱいになっていたのではないかと

そうなんですよ! と、何度も頷いてお言葉噛みしめるうちに、「あぁ、そうだ。頭の中にいる煉獄さんや義勇さんは、書いている最中こんなふうに感じてた」と思い出していく感覚を覚えました。
はみ出しネタへのリクエストにあった「煉獄さんが初めて嘘をついた話」については、このときですね。もちろん、自分が我慢すべきだという理由での小さな嘘……というか強がりは、それまでにも何度も口にしていると思うんです。なにせ5歳と4歳からの付き合いですから。でも、はっきりと他人に対して「嘘」をついたのは、これが初めてです。
煉獄さんとしては義勇さんがどんな目に遭いかけたのかも、他人に知られたくないし、できることなら、たとえ奴らが裁かれることなくなんの罰も負わぬことになっても、事件自体をなかったことにしたかったかもしれない。そんなことになれば自分が守りぬくつもりの義勇に対してはともかく、奴らはより多くの人を苦しめることになると理性では理解していても、義勇の名誉を守りたい一心でついてしまった嘘だと、私としては思っています。中学一年ですからね。原作軸で同じことがよしんばあったとしても、煉獄さんは嘘は言わないんじゃないかな。
まず義勇さんを慮るのは同じでも、義勇さんが黙っていてほしいなんて言うわけがないのを理解してるし、黙っていることで起こりうる被害を考慮する。そんな気がします。
でも、ワンコな煉獄さんはまだ中学一年生で、それこそMさんがおっしゃる通り、怒りで頭が一杯にもなる。原作軸と違う平穏な暮らしの中にいる「子供」ですから、まだ柱としての煉獄さんほどの冷静さと思慮はないんじゃないかなと思いました。だからこそ出た「嘘」ですね。
原作軸と同じ二十歳になっても、あの生死をかけての覚悟には少し足りないのが現パロの煉獄さん(というか鬼滅キャラ全員)になる気はします。誰おまと言われればそれまでですけど、キメ学の煉獄さんや義勇さんにしても、大正時代の彼らとは環境による性格の違いはあると思っているので(とくに義勇さん)こういうシーンではその違いが出ますね。
もちろん、キャラ本来の性質、言動は、できうる限り原作に寄せて考えていますが、「らしくない」と強く感じるようなシーンやセリフなどあれば、遠慮なく指摘していただけるとありがたいです。キャラの姿や名前を借りただけのオリキャラには絶対にしたくないので。
煉獄さんたち登場人物に心を寄り添わせて、深く読み込んでいただいているのが、感想からすごく伝わってくるので、正直、Mさんからの感想は嬉しいのと同時に気を引き締めるというか、真剣に拝見してしまうんですよねぇ(^.^;
自分では気づいていなかった視点があったりとか、本当にいつもありがたく拝見しています。
こんなにもお返事が遅くなってしまって、土下座ぐらいじゃ追いつかないですが、これからも印象に残ったシーンや、お気づきの点など有りましたら、教えてくださると嬉しいです。
なるべく早く復活して続きをお届けできるよう頑張ります。本当にありがとうございました!
残りの感想にも順次お返事していきますね💦