パンオショコラ

恋愛小説家でガチゲイな義勇さんと、ベーカリーの看板息子な炭治郎による現パロ義炭。さびまこ前提の錆←義←炭から始まる義炭です。うっすらとした錆義描写や、モブ義事後描写などもあります。

パンオショコラ

午後4時のパンオショコラ

錆←義←炭から始まる現パロ義炭シリーズの第1話。ていうか本編。義勇さんは恋愛小説家でタチネコ両刀のガチゲイ。さびまこ前提のうっすらとした錆義表現、モブ義事後描写があります。支部投稿のものにちょっとだけ加筆してあります。
パンオショコラ

午前0時のパーネ・トスカーノ

小さな喧嘩とお仕置き話。R-18
CHALLENGE

午前11時のイングリッシュマフィン(お題:97音叉)

パンオショコラシリーズ番外編。炭治郎が大学一年生。すっかり出来上がってるふたりのお話です。100のお題97音叉の小話になります。
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午後3時のフレンチトースト

『パンオショコシリーズ』の番外編。炭治郎視点。炭治郎と義勇の出逢いのお話。 『800文字で恋をする』に書いた話のロングバージョンです。
パンオショコラ

午後7時のルイスリンプ 1

いつもの店のいつもの席に座り、ノートパソコンの画面を見つめたまま、義勇は深いため息をついた。 愁いを帯びた横顔は、通りから歩行者が見ていたのなら、きっと息を飲んだだろう。もしもそれが少女であれば、黄色い声ぐらい上げたかもしれない。かすかに寄...
パンオショコラ

午後7時のルイスリンプ 2

大学生である以上、いかに締め切りが近づこうとも、授業には出席しなければならない。サボりまくっている学生も少なくはないが、生真面目な義勇にそんな選択肢はなかった。 とはいえ、寝不足でフラフラした状態では、到底講義の内容など頭に入ってくるわけも...
パンオショコラ

午後7時のルイスリンプ 3

睡眠不足の重い頭にため息をつきつつカーテンを開けば、眩しい朝の陽射しが義勇の目を刺した。デート日和、と言っていいのだろうか。見上げる空には雲ひとつない。 約束の時間は午前九時。アラームは七時にセットしていたが、一時間も早く目が覚めてしまった...
パンオショコラ

午後7時のルイスリンプ 4

バックミラーに映る一同が消えても、車内は会話がなかった。気詰まりというほどではないが、生来口下手な義勇には、なにを話せばいいのかわからない。 いつもなら炭治郎が率先しておしゃべりしてくるので、義勇が話題を探す必要もなかった。 だが――。  ...
パンオショコラ

午後7時のルイスリンプ 5

高速を降りてしばらく行くと、品川プリンスホテルのタワー群が見えてきた。今日の目的地であるマクセルアクアパークはその合間にある。 品川駅から徒歩二分という立地は電車で来るほうが楽だったかもしれないが、車中の会話を思えば車でよかったとも義勇は考...
パンオショコラ

午後7時のルイスリンプ 6

パーキングに車を止めて外に出れば、潮風が吹きつけてくる。目の前に広がる海に炭治郎のテンションが一気に上がったのがわかった。「海だぁ! 気持ちいいですねっ!」 水族館でも思ったが、やはり炭治郎はどちらかというとアウトドア派なのだろう。生き物と...