いつもありがとうございます💕
それではさっそく、青文字コピペでご感想はお送りしますです。
OBA様、サイトに掲載された5の4の感想をお伝えしますね。
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画面に映っている名は『冨岡』という名字のみ。
<-必要最低限な名字しか登録していないところが、伊黒さんらしいなと思いました。煉獄さんの登録名は杏寿郎で、不死川さんと宇髄さんは義勇さんと同じで名字登録なのかなと思いました。
育ててもらった感謝は尽きず、母が過保護になる理由も理解できるだけに、文句をつけたことはない。
<-こういう気持ちを持つ伊黒さん、素敵です。
九月にある伊黒の誕生日に、おめでとうとのメッセージが送られてくるのが関の山だ。
<-義勇さんのこういうさりげない心遣い好きです。
鏑丸との出逢いも、杏寿郎がきっかけだ。
<-この時のエピソードを読んだ後なので、初見の時と違い、杏寿郎少年がむんずと鏑丸を掴んで義勇さんと伊黒さんに笑顔で見せた場面が思い出されて、笑ってしまいました。
「杏寿郎には話せない。というか、おまえにしか頼めない」
<-煉獄さんがいないところで、義勇さんが第三者の会話の中で”杏寿郎”と名前を言ったり、煉獄さんのことを話している場面、好きなんですよね~。
検討もつかず、けれども、きっと義勇のことだから杏寿郎の身に関わることに違いない。
<-誤字を発見しました。
誤:検討
正:見当
あれがなければ、義勇はきっと杏寿郎のそばを離れようとなどしなかっただろう。無邪気な恋心だけ抱いて、今も杏寿郎が住むこの町で暮らしていたに違いない。
<-二人に暗い影を落とした中三事件…。起きてしまったことが悔やまれます。
義勇が地方に進学すると聞き、伊黒と不死川は思わず絶句したけれど、杏寿郎はすでに聞かされていたのか、義勇なら合格間違いなしだと笑っていた。
<-煉獄さんが笑ってそう言った真意が切なくて、胸が締め付けられます。
翌日に伊黒が義勇と二人きりで話すことになったのは、あくまでも偶然である。
はからずもそれは、中三のときと似た状況でもあった。
<-この時の場面も読んだので、初見の時とは違い、ああ、あの時のことかと繋がりました。
2ページ:
けれども、ときおり色づく木々を見上げて立ち止まる。見えぬ顔は、きっとふにゃりと腑抜けた笑みを浮かべていることだろう。イチョウやカエデの葉に、誰を思い出したのかが丸わかりな顔で。簡単に想像がついて、伊黒は痛むこめかみを思わず押さえた。
<-紅葉した葉の色が煉獄さんを連想させますよね。共感しました、笑。
<-この義勇さんの笑顔、一人でいる時には見せてはいけないものですよね。
示し合わせるわけでもないのに、自然と集まり盛り上がる。好きにすればいいだろと放置しているように見えて、いつでも心の隅で気遣いあっている。そんな仲間。親友と呼ぶのはむず痒く、ただの友人と呼ぶには、親密さはともすれば家族よりも深い、不思議な縁だ。
<-素敵な関係性だなと思います。
同性に欲望を覚える自分への不安をごまかすために、理不尽な理由を後付けして、義勇へと責任を転嫁する輩の、なんと多かったことか。
ホモ野郎。オカマ。尻で不死川や宇髄先輩に媚びうってんだろ。変な目で見んじゃねぇよ、誰がおまえみたいなオカマの誘いに乗るか。話しかけんな、ホモが移る。
<-この辺りから加筆されていると思うのですが、過去に起きたことが具体的によくわかる良い補完エピソードでした。
<-煉獄さんが同じ学年だったら大変なことになりそうなので、他の学年で、義勇さんにこういう心無い言葉がかけられる現場に居合わせることがなかったのは良かったと思いました。
貴様が一人で図書館に行ったなど、杏寿郎が知ってみろ。なにも起こらずとも真っ青になって、なぜ俺は呑気に家にいたんだと、自分を責めるに決まっているだろうが。
<-義勇さんを責めるのではなくて、真っ青になって自分を責めるというところ、煉獄さんの人柄を感じました。
父上を背負ってでも義勇と一緒にいるべきだったと、伯父にとってはたいそうはた迷惑この上ないことまで考えるに違いない。
<-的を射てるけど (こういう点においてだけは) 煉獄さんには一切配慮無しの、槇寿郎さんのことを慮った言葉に笑ってしまいました。
冨岡が絡むと、杏寿郎は本気で馬鹿になるから困る。いやまぁ、杏寿郎はいい奴だけれど。お日様のような朗らかな笑顔に救われたのは事実だけれども。それでも、少しは常識を思い出せと言いたい。
<-それはそれ、これはこれとスパッとは割り切れない、苦言の中にも愛情が綯い交ぜになっていて、すごい苦い思いをしている感じがよく伝わってきました。
ネチネチと説教した伊黒に、落ち込むかと思いきや、義勇はふにゃっと蕩けるように、はにかむ笑みを見せた。
<-義勇さん、伊黒さんなりの優しさが伝わってきて、嬉しかったんですね。
「伊黒はやさしいな」
<-義勇さんに同意です。
日差しはまだまだ暑く、けれども吹く風は秋の気配を漂わせている。街路樹の葉はまだ緑が濃いけれども、せっかちに色づいた黄色や赤の葉が風に舞い落ちるたび、義勇の顔にはほのかな笑みが浮かんでいた。
<-微笑ましい光景です。「……人前で笑うのはやめたんじゃないのかね」
「伊黒が一緒だ」
<-義勇さんが伊黒さんに心を許していることがわかる言葉でした。
3ページ:
声の大きな杏寿郎も、図書館では静かなものだ。
<-TPOをわきまえた振る舞いができることが分かり、一安心です、笑。
最初のうちは自分もおとなしく本を読んでいるのだが、気づくといつのまにか視線は義勇に釘付けで、どこか夢見心地な顔でぼんやりしている。
<-この光景、目に浮かびます、笑。
恥ずかしげに忍び笑いながらも、ちゃんと本を読めと言いたげにトンと軽く肘で杏寿郎の腕を打つ義勇や、首をすくめつつ義勇を見ていたいとばかりに顔を覗き込んで声を殺して笑う杏寿郎を目撃するたびに、胸焼けがしてたまらなくなるのだ。
<-微笑ましい光景で、覗き見たい衝動に駆られました、笑。
馬鹿が。舌打ち一つ、伊黒はすぐに走り出した。
<-男っぽいのと、義勇さんの対処の仕方に心の中で説教しながらも、すぐに走り出して助けに向かうところ、カッコいいです。
倉庫の入り口は閉められていて、迂闊に開ければ自分も捕まるのは自明の理だ。
<-助けたい気持ちは強くても、状況を冷静に判断して迂闊に動かずに応援を呼ぶところが賢いと思いました。結果としてそれが義勇さんを助けることに繋がりますからね。
馬鹿どもの下衆で知性の欠片もない言葉に、吐き気がしそうなほどの怒りを覚えながらも、震える手で録音し続けたのは、それしかできなかったからだ。
<-それしかできなかったと自覚する勇気を持っていることが立派だと思いますし、自分が今できることとして、証拠の音声を抑えようと考えたところはすごいと思います。特に伊黒さんは実母から虐待されていた過去を持つので、友人の危機とはいえ、この場にいること自体がとても辛いことだと思うんですよね。それにも関わらず、この場に留まり、できることをしている伊黒さんは素晴らしいと思います。
最初に伊黒が思ったのは、まさか、だ。竹林は遠い。早すぎる。
<-これ、いずれなぜ早く駆けつけることができたのか、明かされるのでしょうか?
杏寿郎の声は一度も聞こえてこない。
<-これ、怖いですよね…。
4ページ:
鉄製の引き戸を、渾身の力で蹴り破ったんだろう。錆の浮いた重そうな戸が、少しへしゃげて床に倒れていた。
<-義勇さんの危機だからなおさらだったと思いますが、当時中一ですよね。すごい力に驚愕です。
血の気の失せた顔は凍りつき、ただまっすぐ義勇を見つめていた。引き結んだ唇が、痙攣するように震えているのが遠目にもわかった。
<-胸が痛む光景なのですが、それと同時に煉獄さんの心にこんな深刻なダメージを与えて、こんな表情をさせることができるのは世界でたった一人、義勇さんだけだという点には萌えてしまうんですよね~。不謹慎ですみません。
視界が大きな宇髄の背で塞がれたと同時に、ゆっくりとうなだれていく杏寿郎の横顔を、伊黒は見ていた。
<-伊黒さんの視界でこの光景を見ているかのような錯覚を覚えました。
<-煉獄さんの描写が切なくて、何ともやるせない気持ちになりました。
ポンッと背を叩いてきた手に、伊黒の呼吸が少しだけ楽になる。
<-不死川さんの、言葉ではないこういうさりげない気遣い、素敵です。
「目撃証言、できるか?」
「誰に聞いてるんだ? 当たり前だろう」
<-虚勢だったとしても、伊黒さんのこの心の強さはすごいと思いました。
怪我はしてないかと宇髄や不死川に聞かれ、パッと顔をあげた義勇が、杏寿郎の全身をパタパタと探り、服に散った血がすべて返り血だと確かめるあいだも。
<-危険な目に遭ったのは義勇さんなのに、自分のことはそっちのけで、煉獄さんが怪我してないか確かめるところ、義勇さんは本当に優しい心の持ち主だなと思いました。
そうして、ひとしきり杏寿郎が無傷であるのを確かめた義勇が、ふたたびギュウッと抱きついても、杏寿郎は動かなかった。
<-この光景、痛々しいです。
サイレンが止まり、驚愕の声が聞こえるまで、義勇は震えながらも杏寿郎を抱きしめていた。
<-煉獄さんの様子もですが、義勇さんが震えていることも胸が痛む光景です。
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それしか思い浮かばず、口を開きかけた伊黒は、男の腕のなかでジタバタと手足をうごめかせたそれに、言葉を飲み込んだ。
<-痛々しい伊黒さんの姿を見て、おとなしくしていられずにジタバタと手足をうごめかせた煉獄さん、可愛くて好きです。
「は? いちゃいいちゃい? って、なん……あ、あぁ、包帯か。うん、まだ痛そうだな。でも騒いだら駄目だろう? いい子にしなさい」
<-ちゃんと幼児語を理解している槇寿郎さん、ちゃんとお父さんしてるんだなと微笑ましいですし、”まだ痛そうだな”っていう、変に伊黒さんに気を遣ってない言い方が好きです。
「たい? いちゃいのとんでけしゅる? きょうじゅろがちたげましゅ!」
ふっくらとまろい頬。大きくてキラキラした瞳。
<-か、可愛い!
抱き上げられて離れていく小さな手を、伊黒の目が思わず追いかけた。
<-槇寿郎さんに回収されていく杏寿郎少年、笑。
「すまんが、好きにさせてやってくれ。言葉は遅いくせに、コイツは誰に似たのか押しが強くてなぁ。言い出したらきかんのだ」
<-子供向けの話し方をするのではなく、対等に話しかけているところ、好きです。
思わず上げた伊黒の顔を見つめる男の瞳は、やさしい色をしていた。
<-優しい目をした槇寿郎さん、素敵ですよね~。
「にいちゃ、もういちゃくない? げんきなったら、きょうじゅろとあしょぶ? きょうじゅろはね、みっちゅ! おにごっこもかくれんぼもできりゅよ!」
満足したのか手を離し、ニコニコと笑いかけてくる杏寿郎は、ちっちゃなお日様みたいだった。
<-可愛すぎます!
「強い子だな。よく、がんばった。君は、本当に強い子だ。もっと元気になったら、杏寿郎と遊んでやってくれるか?」
<-槇寿郎さんの、伊黒さんの強さを称える言葉と労いの言葉に胸がジーンとなりました。伊黒さんもきっと、こういう言葉が欲しかったのだろうなと思います。
「わかったわかった。うん、杏寿郎もお兄ちゃんみたいに強くなれ」
杏寿郎を抱き上げて笑いながら言う男を見上げる伊黒の目に、涙が光る。
<-槇寿郎さんの、息子への愛情を感じるし、抱き上げて笑いながら言う姿が微笑ましいです。
泣いたらもっと怒られる。そんな怯えすらもう浮かぶことさえなく、伊黒は初めて素直に泣きじゃくった。どんどんと濡れていく包帯も相まって息苦しいし、鼻の奥もツンと痛い。けれども涙はとめられそうになかった。とめなくてもいいのだと、思った。
<-こういう風に伊黒さんが思えて本当に良かったと思いました。
うれしくて泣くのも、怯えず笑うのも。笑い返して、もらうのも。強い。そんな言葉をくれたのも。きれいだとか温かいと、素直にそう思えるすべてを、初めて伊黒にくれたのは、杏寿郎と、その父――槇寿郎だった。
<-ここ、泣きそうになりました。
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もしもあの春の日に、槇寿郎が旧友に会うためその地を訪れていなければ。別の道を選び、アパートの前を通りかからなければ。
<-こういう偶然が重なって伊黒さんは救出されたのですね。
新たな名に面映ゆく笑う伊黒が幼心にもうれしかったんだろう、杏寿郎は発音しにくい小芭内という名を、ニコニコと笑いながら何度も呼んでくれた。
<-か、可愛い!
ブランカを失ったロボと同じように、義勇を奪われれば杏寿郎はたちまち冷静さを失い、あの狼の王と同じく死を選ぶのではないかと。中三のあの日から、そんな危惧ははからずも増した。
誰にでも笑いかけ心から案じもする杏寿郎の博愛が救ったのは、きっと伊黒だけじゃない。だから杏寿郎は、誰からも好かれる。けれど、多くの人から特別の好意を寄せられようと、杏寿郎自身は、どこまでも公正だ。いっそ残酷なほどに、平等な慈しみと好意しか返すことがない。義勇を除いては。
特別なのだ、義勇だけは。ロボにとってのブランカのように、杏寿郎にとっては義勇だけが、特別で唯一だ。
<-ここ、煉獄さんがどういう人なのか、煉獄さんにとって義勇さんがいかに特別な存在であるかわかるところで、印象的です。
くねくねと身をくねらせる小さな白い蛇をむんずと掴み上げて、ニコニコと笑った小さな杏寿郎が、きっと義勇の脳裏にも思い浮かんでいるに違いない。
<-”むんず” っていうこの表現、すごくイメージがわきますし、響きが可愛くて好きです、笑。
あわてて縁側から素足で飛び降りて駆けてきた母が、蛇を払い落とそうとするより早く、小さな蛇は伊黒のシャツの内側にシュルンと入り込み、ふるふると震えていた。
<-杏寿郎少年に突然掴まれて怖かったのでしょうね、笑。
言いしれぬ喜びと小蛇への庇護欲に挟まれて、どうしたらいいのかわからず、すがる目でみんなを見回した伊黒の耳に、涼やかな笑い声が聞こえてきた。
<-伊黒さんは自分の気持ちも理解しているし、親心も理解しているし、大人みたいですよね。
初めてそれを告げられたときには、大仰なと、覚えたばかりの言葉が浮かんだが、大部分は照れ隠しだ。
<-一桁の年齢では出会わなそうな難しい言葉をすでに覚えていて、すごいです。
「小芭内さんの名前には、蛇がいますから。草冠の下の巴は蛇の象形です。お友達だと思われたのかもしれませんよ?」
<-さすが瑠火さん。槇寿郎さんは伊黒さんのお見舞いに訪れた時に変に気を遣った対応はしなかったですし、瑠火さんも蛇に対する偏見がないですし、この両親にして杏寿郎ありという感じがしました。
「じゃあ、俺もお友達になるっ。小芭内とおんなじなら、蛇さんもう怖くないもん」
<-義勇さん、なんて良い子なんだろうって思いました。
「おれも! へびしゃんもいっちょにあしょぼう!」
<-義勇さんに倣っただけだと思いますが、ミミズから蛇へと呼称が変わりましたね、笑。
「そ、それなら、名前をつけてあげなくてはいけませんね。小芭内の、お、お友達っ、なんですからっ」
<-伊黒さんのために、お母さん頑張ってますね!
きっと、あの日、あの瞬間に、伊黒は本当の意味で家族を得たのだ。お母さんと、その人を迷いなく呼び、強く抱きしめられたそのときに。
<-胸が熱くなりました。
7ページ:
そんなに強く抱いたら蛇が潰れるぞと伯父や父があわてるその顔や、それを聞いた瞬間にごめんなさい大丈夫? と伊黒のシャツのなかを覗き込んだ母が、シュルリと顔を出した鏑丸にチロリと鼻先を舐められてあげた「ひやぁ!」という素っ頓狂な悲鳴。みんなの笑い声のなかで、顔を見合わせた母と伊黒も照れくさく笑ったそのときを、伊黒はけっして忘れない。
<-素敵な光景だなと思いました。
伊黒だけでは消せずに、おてちゅだいと杏寿郎が吹き消した火のほうが多かったのは、なんだけれども。
<-可愛く微笑ましいエピソードですね。
義勇も人見知りを発揮して、初対面時などは自分よりも小さな杏寿郎の背中に隠れるようにしてもじもじと、伊黒に直接話しかけることすらできない様子であった。
<-義勇さん、可愛いです!
伊黒もまだ自分から人に話しかけるのはハードルが高く、結果として、しばらく杏寿郎は、義勇に耳打ちされては伊黒に伝え、伊黒から囁かれる内容を義勇に教えと、両隣に座る二人の通訳となっていた。
<-この光景、目に浮かびました、笑。
だから、少しぐらいは感謝しているし、あの日から友達だと認めてやってもいる。
<-この素直じゃない言い方が伊黒さんっぽくて好きです。
「ふん、一番騒がしかったのは貴様らだろう。安易な名前ばかりあげて、貴様のネーミングセンスはなんなんだ。白いからシロとは、安直すぎる。それでいくならパンダやシマウマは全部シロクロか。まだら蛇ならマダラでしま蛇ならシマとでもつけるつもりだったか? 考えが浅い、浅い」
「雄か雌かもわからないのに、ミミはたしかにちょっと……蛇、耳ないしな」
<-白いからシロは可愛くてアリだと思います!ミミズからとったミミは、ちょっと残念です、笑。
あのとき自分がなにを調べようとしたのかなど覚えちゃいないが、義勇という言葉に引かれたマーカーは、目に焼き付いて離れそうにないのだ。
ついでに、麗しいとか愛くるしいとか、なにを連想したのかわかりたくもないのにわかってしまう文言に引かれていたラインも、できることなら忘れたい。
<-煉獄さん、こんなことしてたんですね、笑。伊黒さんの衝撃たるや、すごかったでしょうね。
義勇――正義と勇気。義勇の名にふさわしい言葉だと、杏寿郎は心底うれしげに、マーカーを手にとったに違いないのだ。定規まで使って丁寧になぞられたのが丸わかりな青いライン。
<-おそらく、伊黒さんの想像通りだったのだろうなと思いました。わかりたくないのに、わかってしまう、悩ましいですね、笑。
<-定規まで使ってるところ、可愛いです。そして、義勇さんの瞳を思わせる青色のマーカーを使っているところ、好きです。
もっと詳しく言うなら、そもそも客がいないのが通常運転だ。鏑丸の餌を買いに行くのにつきあったことのある義勇も、すぐに思い出したらしく、スンッと表情が消えている。
<-義勇さんの表情が消えてしまった、笑。
たぶん、不死川が即思い出せるあの店の光景は、天井と照明に違いない。
<-ここ、笑ってしまいました。
後悔と煩悶は、伊黒の心の片隅に、剥がしそこねたシールの跡みたいにぺたりと張り付いている。
<-伊黒さんもずっと中三事件のことを悩み苦しんできていると思うと、心が痛みます。
引用、以上です。
ソナーズで拝見した後にも感想をお送りしているので、その時にお伝えしたところはなるべく重複しないように気を付けながら引用しましたが、いつもながら結構な量の引用となりました、笑。このお話が大好きなので、ご容赦ください。
伊黒さんは言葉がスラスラと流れるように出てきて頭の回転が早いと思いますし、行動を見ていてもとても賢いですよね。そして、人の気持ちがよくわかるし、優しい人だなと思います。また、ともすれば冷たく感じる鋭利な感じの男っぽさが結構好きです。
話をするためにペットショップを訪れた義勇さんと伊黒さん。この後、義勇さんの口から何が語られるのか、とても気になります。
徐々に物語の核心に迫ってきていて、毎回ドキドキワクワクします。
お身体の方、どうぞお大事になさってください。それでは、失礼します。
まずは、今回も誤字のご指摘ありがとうございます! 修正しておきました💦
グーグルの読み上げで校正してるんですけども、音が同じ言葉は見逃しがちですので、助かります💦
ソナーズで宇髄とが渦糸になってたときは、どうしようかと思いましたからね……。本当にありがたいです。
>煉獄さんの登録名は杏寿郎で、不死川さんと宇髄さんは義勇さんと同じで名字登録
当たりですw 義勇さんは伊黒さんと同じく呼び方に準じた登録。煉獄さんもきっと同じですね。
>この義勇さんの笑顔、一人でいる時には見せてはいけないものですよね。
ですねw 義勇さんのほわっとした笑顔は、どうしたって人を惹きつけちゃいますから、危険危険w
>煉獄さんが同じ学年だったら大変なことになりそうなので
煉獄さんが入学する前に、不死川さん&伊黒さんがその手の輩を一掃してくれててよかったなと、私も思いますw
まぁ……その……中三事件は、煉獄さんの入学が、きっかけと言えなくもないんですけども……ゴニョ。そのあたりは、今後判明する予定です。
>槇寿郎さんのことを慮った言葉
伊黒さんからしてみれば、槇寿郎さんは命の恩人ですしねぇ。気持ちはわかると思いながら書いてました(^.^;
>なぜ早く駆けつけることができたのか
これはたぶん、さらっと出てくるかもです。か、書き忘れなければ💦
>これ、怖いですよね…。
本気でブチギレてるときのワンコな煉獄さんは、基本的に無言ですね……そういう煉獄さんは、また登場します。ほとんど瞬きもせず、無言で叩きのめすんですよ……。
>義勇さんだけだという点には萌えてしまうんですよね~。不謹慎ですみません。
大丈夫です。私もそういう点に萌えて書いてます( ー`дー´)キリッ
>子供向けの話し方をするのではなく、対等に話しかけているところ
>伊黒さんの強さを称える言葉と労いの言葉
>槇寿郎さんの、息子への愛情を感じるし、抱き上げて笑いながら言う姿が微笑ましいです。
別シリーズではすっかり瑠火さんの尻に敷かれてる槇寿郎さんですが、格好いいところもちゃんと見せねば! と、このお話では頑張ってもらってます💕原作軸では煉獄さんの想い出の中でしか見せてくれなかった笑顔をいっぱい浮かべている槇寿郎さんを思い浮かべて、現パロは書いてますね。
>白いからシロは可愛くてアリだと思います!ミミズからとったミミは、ちょっと残念です、笑。
伊黒さん的には安直すぎたようですが、シロかわいいですよねぇ。ミミは、まぁ、由来を知るとアレですが(^_^;)
>義勇さんの瞳を思わせる青色のマーカーを使っているところ
気づいてくださってありがとうございます~💕
伊黒さんはここまで出突っ張りで書いたことがなかったので、口調や行動を原作解釈から外れずに書けるかちょっと心配だったんですけど、お褒めの言葉をたくさんいただき安心しました。ありがとうございます💕
知能指数の高さはちらっと触れてますが、それ以上に、伊黒さんにしてみれば身体虚弱な自分の武器として頭脳があるって感じですね。両親を喜ばせたいのもさることながら、狭いアパートの一室と病室しか知らなかった伊黒さんからすると、知らない世界を知ることができる本に夢中になったのではないかと。
ろくに言葉も知らなかった伊黒さんにとっては、言葉を知るのは世界を知るのと同義だったんだと思われます。おかげで年に似合わぬ語彙力になっちゃいました(^.^;
俳句や川柳が趣味なのは、名前からですが、そのため語彙もますます増えたとも思われます。キメ学で伊黒さんが化学の先生なのが印象的だったので、理系ということは頭いい? という安易な解釈もあったりしますが💦
今回のパートは、どうしても重苦しい描写が多くなってしまったんですが、幼児期の煉獄さんの愛らしさが救いというか……。お日様のような煉獄さんをきっちりと書き込むことで、キレたときの怖さもよりいっそう伝わりやすくなるかなという、構成上の狙いもありました。
ストーリーそのものでも、生まれたときから背負った責務から解き放たれている現パロでの煉獄さんの、自由で無限大の可能性というのが、にゃんことワンコでの大切なポイントだったりするんです。
だから、まっすぐな天真爛漫さと博愛は、どうしてもエピソードで語りたくって。
メル主様にも気に入っていただけてよかったです💕
続きもですが、にゃんことワンコははみ出しネタもちょこちょこと書けていけたらいいなと思ってまして、よろしければ気になるエピソードとかお教え願えますか? 可能なかぎりリクエストにお答えしたいと思っております💕
本編で触れるものもあるかと思いますが、たとえば、煉獄さんの辞書を伊黒さんが借りたときのことをちゃんと読みたいとか、義勇さんに一人でいるときに笑顔を見せるはやめてほしいと告げたときの煉獄さんの話とか。
執筆状況によっては難しいかもですが、ネタは多いほうが私としても楽しいので、なにかありましたらぜひ💕
それでは、今回も嬉しいお言葉をたくさんいただき、ありがとうございました! 体調に気をつけつつ頑張ります💕