さて、たいへんお待たせしてしまったお返事、まずは1/25にいただいたうちの、にゃんことワンコサイト掲載分、5の2へのご感想です。いつものごとく、ご感想は青文字で。
OBA様、感想をお伝えしていきますね!
1ページ目:
カーテンの隙間から差し込む朝日ほどには、眼球を刺激してこない光ではある。
どんなに遅い就寝でも、杏寿郎は早朝稽古のためにいつだって五時には目が覚めるので、たぶん今は朝五時だ。
<-太陽の光ではないというところで、この光は部屋の中の電気だろうと予測がついて、なら夜中に目が覚めちゃったのかなと思えば、朝5時に目覚める習慣があるということで、ああ、朝なんだとわかるところでした。
カーテンの隙間から差し込む朝日ほどには、眼球を刺激してこない光ではある。だが常の朝にはない眩しさは、閉じた瞼を透かして杏寿郎の覚醒を促してくる。
<-引用箇所が前後しましたが、閉じた目ごしに感じる光の描写と、覚醒を促される感じ、すごくイメージしやすかったです。
白いシーツに広がる様ならば、色気もあるのだろうけれども、杏寿郎が目にしたのは頭頂部である。義勇だ。
<-実際は理想通りとはいかずにこんな感じだよねというか、ロマンチックすぎないところ、好きです。
<-反射的に、何を差し置いても”義勇”という言葉が脳裏に浮かんだ感じが好きですし、
“義勇だ” に愛しさが溢れている感じがして心が温かくなりました。
二人で眠ると、こういうとき義勇の寝顔はたいがい、杏寿郎の視線の真正面にあるのだけれど、昨夜はめずらしく、胸元に抱き込むようにして眠ってしまったらしい。
<-こういう情報、嬉しいです。
二人でくるまる布団はぬくぬくとして、心の片隅で安堵もする。義勇は寒がりだから、冬場に一緒に眠ると、気づけば抱き枕か湯たんぽよろしく、杏寿郎を抱き込んでいるのだ。
<-本当に義勇さん思いだな~と思いました。
義勇の寝顔が見られないのは少し残念だが、胸元をくすぐる寝息はただもう幸せの一言で、杏寿郎はそろりと義勇の髪に唇を落とした。
<-煉獄さんの幸せな気持ちが私にも伝わってくるようで、心がほっこりしました。そろりと義勇さんの髪にキスするところも、起こさないようにする気遣いと、溢れて止まらない愛しさが感じられて好きです。
昨夜はだいぶ無理をさせてしまった気がする。
<-曖昧な表現に、濃密な夜だったことが窺えて顔がにやけました、笑。
義勇の寝息を聞き、温もりを抱きしめているだけで、言いようのない多幸感に包まれるから、つらくはない。
<-煉獄さんの、義勇さんへの”好き”の気持ちと、愛しく思う気持ちがすごく伝わってきました。
杏寿郎が父に外出の許可をとり、急いた声で今から行っていいかと宇髄に電話をしてから、宇髄のマンションのインターフォンを押すまで、十五分と経ってはいない。
<-ちゃんと外出許可もらうところ、ちゃんとした家庭だなとしみじみ思いました。また、宇髄さんとご近所さんなんですね。ということは、バイト先も近いのだなと思いました。
「はいはい、みなまで言うな。どうせおまえさん家のこったから、スマホはフィルタリングされてんだろ? 調べたくてもむずかしいわな」
<-煉獄家、そのあたり、きっちりと管理してるんですね。
からかいや冷やかしなどまるでない真面目な口調での説明は、宇髄の手による図解込みだ。
<-俺様も人がいいね~とかなんとか言いながら、煉獄さんのために、もっと言うなら二人の未来のために真面目に、自作の図解とかも含めた資料を準備してくれたんだろうな~と思いました。
言いよどみもじもじとうつむいた杏寿郎に、宇髄はまた、静かに笑って言った。
<-こういう時、からかったりしないところ、素敵だな~って思います。
練習なくして上達はありえないだろうが、ほかの誰かとなんて、考えるのも嫌だ。義勇以外にそういう意味で触れたり触れられたりするなど、練習だろうとなんだろうと、まっぴらごめんである。
<-心の声とはいえ、煉獄さんがこういうことに関する意思表示をしていること、特に、”触れられたりするなど”という、他人から自分に対してされることについての拒絶をはっきりと示しているところがなんか珍しいなと思って印象に残りました。
薄く笑んだ唇も、スッと通った鼻筋も、すべてのパーツが計算しつくされたかのような優美さで、紫がかった紅梅の瞳に見つめられれば、誇張でもなく世の女性という女性が頬を染めそうな男だ。
<-この描写、同意です。
たいそう美しく麗しい人であるのは義勇も同様だ。だが、杏寿郎の胸を騒がせるのは、義勇の容貌が優れているからではない。
<-うんうん、そうだよねと共感しながら読みました。
あのとき義勇の瞳は、まっすぐに杏寿郎に向けられていた。
<-“まっすぐに” というところ、勘違いのしようがないし、ただただ煉獄さんに向けられていたという事実がさぞ心を抉っただろうなと思いました。
2ページ:
ようやく思い出すこともなくなってきた記憶は、四年経っても鮮明だ。
<-現段階でなお、ようやく思い出すこともなくなってきたレベルなのかと思いました。表向きには何ら今までと変わらない感じで義勇さんと接していても、たびたび思い出しては怯えていたのだとしたら、胸が締め付けられます。
失敗して笑われるなら、まだいい。けれどもまた怯えられたら? またあの凍りついたような義勇の瞳が、自分に向けられたら。それがただもう嫌だ嫌だと叫びだしたくなるほどに、杏寿郎には怖くてたまらない。
<-心情が痛いほど伝わってきて胸が痛かったです。
不安に狭まっていた杏寿郎の視界が、苦さと慈しみを混ぜ込んだ宇髄の笑みを映し出す。
<-“不安に狭まっていた杏寿郎の視界”っていうところ、一点を見つめて意識が囚われていた感じが伝わってくる表現でした(とか言って、違ってたらごめんなさい、笑)。
「なぁ、聞いていい? なんでおまえ、冨岡が引っ越すの嫌がらなかった?」
<-このタイミングで踏み込んで核心をつく質問をしてくるところ、やられました。宇髄さん、かっこいいです。
だってほかになにが言える。瞬間思い浮かべたのは、怯えた瞳だ。杏寿郎に怯える義勇の瞳。距離を置く決意を、義勇はいよいよしたのかもしれない。本当は杏寿郎の近くにいるのはずっと怖かったのかもしれない。そんな疑念が杏寿郎の顔を笑ませた。
<-こんな風に考えてたのかと切ない気持ちになりました。義勇さんの真意がまだ明かされていないので、私の推測でしかないですが、中三事件での煉獄さんの姿を見たから、将来煉獄さんと一緒にいるために、先を見据えた前向きな選択としてあえて地方の大学に行くことに決めたのかなと思っています。でも、煉獄さんは義勇さんからの拒絶かもしれないと
考えたのですね。煉獄さんが笑んだのは、義勇さんを苦しめないためですよね…。とても切ないです。
「どう、だろう。自分でもよくわからん。でも、そうだな。なにかしら、区切りをつけたかったのかもしれない。義勇のことを好いている気持ちに、終わりなどあるわけもないが、終わりにするからと笑ってやりたかったのかもしれない」
<-ここもとても切ない気持ちになりました。
義勇から別離を切り出せば、どうしたって杏寿郎は傷つくと義勇はちゃんとわかっている。だから、ゆっくりと、少しずつ。義勇の存在がかたわらにないことに、慣らしてくれるつもりでいるのかなと、そんなことを考えた。
だけどそんなのは無駄なあがきでしかない。地球の裏にいたって杏寿郎はずっと義勇を想い続けるし、恋心が消えることなどないに決まっているのだから。
終わりが見えないその間、義勇はどんな気持ちでいるだろう。杏寿郎の想いに答えられない罪悪感に、苛まれやしないだろうか。杏寿郎の心から義勇への恋が消えないかぎり、一人で幸せになどなれないと、自身の恋を諦めることだってあるかもしれない。義勇は、とてもやさしい人だから。杏寿郎のことを、とても大切に思ってくれているから。たとえ、杏
寿郎に怯え、怖がっているとしても。
<-ここ、胸がジーンとなりました。特に、”義勇は、とてもやさしい人だから。”ってところ、たまりません。
だから、杏寿郎は自分からフラれようと決めたのだ。胸が引き裂かれそうに苦しくて悲しい決意を抱いて、怯えに閉じ込めた恋を、桜の花びら舞うなかで口にした。
<-煉獄さんが義勇さんに告白しようと決意したきっかけは何だったんだろうと思ってたんです。中学生になったら七夕の日に告白しようと思ってたけど中三事件があって、その後ずっと告白なんてできなかったのに、義勇さんが地方の大学に進学するという事象が、告白の決意をさせる動機になるかなって考えた時に、それは動機としては弱いのかなと思った
んですよね。でも、義勇さんの地方への進学が自分への拒絶だと考えた煉獄さんが、義勇さんの心を解放するためにフラれることを目的に告白したとわかり、腑に落ちました。”怯えに閉じ込めた恋”って表現、中三事件から恋心をずっと心に閉じ込めていたのだなと、切なく思いました。
『義勇が好きだ。幼馴染の好きじゃない。俺は、キスするなら義勇がいい。いつか、義勇とセックスだって、したいと思ってる。そういう、好きだ』
<-フラれることを前提としてるのに、まっすぐで一途な、嘘偽りのない言葉に、そして煉獄さんの勇気に、胸を打たれました。
遅い。せっかちなくせに、待たせすぎだ。
<-この義勇さんの返し、素敵です。そして義勇さんはずっと辛抱強く、煉獄さんからの告白を待ってたんだなということが伝わってくる言葉でした。
夢じゃないかと戸惑う杏寿郎に苦笑して、ギュウッと抱きしめてくれた義勇の腕は力強かった。
<-義勇さんは、煉獄さんのある意味トラウマを作ったのは自分だと自覚があるだけに、この苦笑や、力強く抱きしめた仕草の裏には、色々な感情が渦巻いているのだろうなと思いました。
恋人になれたって、義勇の怯えは消えていないのかもしれない。いつか、杏寿郎が怖いと遠ざかっていくのかも。そんな不安が心にくすぶり続けているから、喜びの涙が浮かんでこなかっただけのこと。
<-心の傷の根深さが窺えるところでした。
そのときには告白したときと同じように、声も、体も、震えてたまらないだろうけれど、それでもきっと自分は笑うだろうと、杏寿郎は信じているし覚悟している。杏寿郎が流す涙で、義勇が苦しまないように。
<-“杏寿郎が流す涙で、義勇が苦しまないように。”ってところ、独りよがりの恋ではなくて、義勇さんのことが心から好きで、義勇さんの幸せを一番に考えていることが伝わってきて、たまらなかったです。
「……待ってたって、言われたろ」
<-宇髄さんには、二人の恋が足踏みしてしまった4年間の煉獄さんの心情も、義勇さんの心情もよく見えていたんだなと分かる言葉でした。
だって恋人になったと伝えてしまったら、どんな顔をして義勇の家に泊まりに行く許可をもらえばいいのだ。さすがに恥ずかしすぎるではないか。
<-こういうところ、可愛いです、笑。
家族に童貞卒業を知られるなど勘弁願いたい。帰宅したら赤飯が炊かれているなんて、いたたまれないことこの上ないではないか。
<-これはいたたまれない、笑。
「だが、宇髄が俺たちをしっかり見ていてくれるということでもあるからなっ。いつも相談に乗ってくれて感謝している! ありがとう、宇髄!」
<-ここ、好きです。
根掘り葉掘り聞いてどうする。気心知れたといっても、なにもかも余さず伝え合わねばならないなどという道理はない。筒抜けなのは致し方ないにしても、宇髄たちが無理に聞き出そうとしてこないのと同じように、杏寿郎だって、宇髄たちが心に秘めた想いまで暴こうなどとは思わないのだ。
<-こういう考え方、好きです。
「その、一生モノなそういう行為は、一度きりなんだろうか。俺は、義勇とは一生ずっと、そういう気持ちで抱き合いたい。一生モノの幸せなメイク・ラブというのは、何度ここに残せるんだろうか」
<-こういうまっすぐで純粋な気持ちが愛しいです。
「心配すんな、俺さまが派手に太鼓判押してやる。おまえと冨岡なら、一生モノの愛をずっと作りつづけられるさ。俺さまが約束してやんよ」
<-宇髄さん、ものすごく優しいし、素敵です!
3ページ
どれだけ強がってみせたところで、本音は欲張りでわがままだ。ほかの誰かを見ないでと、癇症な子供のようにわめきたくなることだってある。だって好きなのだ。義勇だけに恋して、義勇を誰よりも愛している。
義勇と離れることなど耐えがたいし、それこそ一生、愛は変わらないと誓う。ほかの誰にも渡したくない。義勇が恋人の名を告げるときに、その唇が紡ぐのは、生涯『煉獄杏寿郎』であれと願っている。
<-こういう本音を自覚しているところ、好きです。
いい子、かわいい、好きだよと、繰り返し甘くささやかれた義勇の声は、杏寿郎の耳の奥でまだこだましている。
<-私の脳内でも再生されればいいのにと思いました、笑。
愛がまた積もる睦み合いが残したものは、狂おしいほどの愛しさと、甘い気だるさ。
<-素敵です!
だって、義勇はきっと怖いだろう。たとえ相手が杏寿郎だろうとも、男から性的に触れられることに、嫌悪がないわけがなかった。
<-義勇さんの辛い過去が少し窺える表現で、ドキリとなりました。
『今度は、いつまで待たせる気だ?』
『次の土曜日は、ちゃんと布団で寝ろ』
あわてて電話すれば義勇は「週末以外は電話禁止」とだけ言って電話を切ってしまった。
おやすみだけは、律儀に返してくれたけれども。
<-義勇さんのこういうところ、好きです。
その夜は、気がつけば無意識に奇声めいた叫びを上げて畳を転がりまわっては、うるさいと父に怒鳴り込まれるのを繰り返したものだ。
<-笑ってしまいました。
だから義勇の部屋に泊まっても、杏寿郎は、義勇と一緒の布団で眠ってなどいなかった。
<-そうだったんだと衝撃的でした。
舞い上がって、不安になって、一睡もできなかった。
<-多分舞い上がる気持ちよりも不安な気持ちの方が大きくて、それで翌日に宇髄さんの元を訪れたのかなと思いました。
五月も同じメンバーで。泊まらず日帰りで、錆兎たちも含めて遊んでおしまい。
<-そうだったんだ~、意図的に二人で眠るシチュエーションを避けてたんだなと思いました。
六月には、さすがに一人で来たけれども、寝袋持参だ。
<-これ、ともすれば意気地なしと思われてしまいそうですが、義勇さんのことを煉獄さんなりに気遣ったうえで、煉獄さん自身も辛くないギリギリの方法が寝袋持参なので、責められないなと思いました。それに、絶対に傷つけたくない義勇さんに対してだからこそのこの慎重さであり、臆病さであるとも思うと、なんだか愛しいです。
義勇の彼氏になりたい。初めて願ったのは小五の七夕だ。今もはっきりと覚えている。中学生になったら、決意した七夕と同じ日に告白するのだと、無邪気に思い待ちわびていたその月日。
<-ずっと待ちわびていたのに、中三事件が起きてしまって、叶わなかったんですね。
嫌わないで。そんな怯えが自分の胸に巣食うことなど、思いもせずに。
<-これは、切ない…。
黙って見つめる杏寿郎の顔が映る瞳が、鮮やかにきらめいて、義勇はやわらかく微笑んでくれた。
<-これは、反則です、笑。
ささやく声はかすれて、常よりもハスキーだ。
<-聞きたいです、笑。
腕のなかで、グッと義勇の体が固くなる。ググッと背を丸めての簡便化した伸びは、それでも杏寿郎の背に腕を回したままでだ。杏寿郎の胸を押しやるでも、腕のなかから抜け出すでもなく、義勇は最小限の仕草で固まった体をほぐす。抱き合って眠った朝のおなじみの仕草だ。
<-おなじみの仕草っていうところ、何度もこういう場面を経験していることが窺えて萌えます。
「ん……起きる。杏寿郎いるのに、寝てるのもったいない」
<-こんなこと言われたらもう、たまらないですね、笑。
茫洋とした声で言うものの、まだはっきりと目が覚めていないのだろう義勇は、フゥッと長く息を吐き杏寿郎の胸に頬ずりしてくる。顔はふにゃりと笑んだままでだ。
<-なんだこの可愛い生き物は、笑。
義勇が寒くないように掛け布団を引き上げてから、ベッドヘッドに手を伸ばす。
<-煉獄さん、本当に義勇さんのこと第一で行動しますよね。素敵です。
体力が有り余っていると称される杏寿郎でさえ、寝落ちするほどの熱い夜。
<-ご馳走様です、笑。
ちょっぴり不満をたたえてとがる唇と細めた目に、杏寿郎は、これは朝っぱらからお叱りコースかと反射的に身構える。
<-なんか奥さんに頭が上がらない旦那さんみたいで笑ってしまいました。
背を抱く腕がゆるんだのがわかった。抱きついているだけでも億劫なのだろう。指先まで倦怠感に包まれているのは想像に難くない。
それでも義勇は、置いていくなとすねてみせるのだ。
<-動きたくないぐらいの倦怠感に包まれているのに、抱き着いたまますねてみせる義勇さん、可愛すぎます。
せいぜいしかつめらしくうなずいた義勇の顔は、すぐにふにゃりとほどけて花開くから、やっぱり杏寿郎の歓喜はおさまりそうにない。
<-義勇さんに翻弄されました、笑。
「噛むのはひどい」
「調子に乗るからだ。朝っぱらから盛るな」
そんなことを言いながらにらみつけるくせに、スルリと前に回してきた手で、元気ハツラツになっているそこをツンと突いてくるんだから、勘弁してほしい。
<-義勇さん、煉獄さんを振り回しまくってますね、笑。
「義勇といるときだけだぞ! 自慰だって、義勇と電話したあとでしかしていない! それと触るのはやめてもらえないだろうかっ、ますます元気になってしまうんだが!?」
<-サラッと爆弾発言、笑。そうか、義勇さんと電話をした後は……笑。
「その自己申告はいらない。勝手に俺の腹を押してくるんだから、触っちゃうだろ」
<-“触っちゃうだろ”って言い方、可愛いです。
ちょっぴり芝居がかった声音とセリフに、落ちた沈黙は刹那。すぐに見合わせた目が細まりあい、互いの口から同時にプハッと笑みがこぼれた。
<-思い出と共にとても幸せそうで、心が温かくなります。
いつか生まれる義勇の甥っ子だか姪っ子に向かって、助太刀致すと義勇と二人でぬいぐるみ相手にエア刀をかまえる日が楽しみだ。
<-想像するだけでも微笑ましい光景です。
離れて暮らしても、想い出はいつでも多くの人たちとともにある。二人きりの秘密の想い出と同じくらい、愛おしくてたまらぬその年月と人々。思い出せばいつだって、いつまでだって、楽しかったとともに笑いあえる人たちがいるから、こうして杏寿郎と義勇も寄り添いあえる。
<-素敵な文章だなと思いました。
毛布を掴んだ義勇は、やっぱりやめておこうかなと言わんばかりのチベスナ顔をしたけれども、風呂から出たら着てやると約束してくれたのは義勇だ。
だから絶対に、約束は守られる。
<-義勇さんへのこの揺るぎない信頼、義勇さんが煉獄さんとの約束を守って積み上げてきた証なのだろうなと思いました。
引用以上です。
幸せなものから、悲痛なものまで、色々な心情描写がたまりませんでした。本当に、『にゃんこなキミと、ワンコなおまえ』、大好きです。
また、先日のお返事の中にあった光岡自動車のオロチ、ググりました。宇髄さんが派手派手と思った理由も、伊黒さんが鏑丸と思った理由もわかりました、笑。それにしても二人ともお金持ちですね~。宇髄さんはオロチの加えてトヨタのアルフォードも所有しているとは、稼ぎがよろしいようで、笑。
>宇髄さんからのアドバイスは、私の推しカプに対する想いに一番近いものだったりします。
私も推しカプに求めるのはこっち派です。
『にゃんこなキミと、ワンコなおまえ』、続きを読むのが楽しみで仕方がありません。更新されているといつもワクワクしながら拝見させてもらっています。今日もまた続きが読めると思うと嬉しいです!
まずは、お返事がたいへん遅くなりましてすみませんでした!💦
ご感想が届くたび、嬉しくて即お返事したくなるんですが、更新を優先して続きを楽しんで頂くほうが先決と、書き溜められるまでお預けって頑張ったんですが……書き溜められる余裕がありませんでした。無念(T ^ T)
>実際は理想通りとはいかずにこんな感じだよねというか、ロマンチックすぎないところ、好きです。
>反射的に、何を差し置いても”義勇”という言葉が脳裏に浮かんだ感じが好きですし、”義勇だ” に愛しさが溢れている感じがして心が温かくなりました。
ロマンチックな後朝も素敵ですが、慣れ親しんだ当たり前の光景になってる感じが深いほうがこの二人にはお似合いかな、とw ”義勇だ”も、単なる説明としての文章ではなく、煉獄さんが愛しさを噛みしめて浮かんだ一言として書いたので、伝わってとても嬉しいです💕
>宇髄さんとご近所さんなんですね。ということは、バイト先も近いのだなと思いました。
これはですねぇ、ちょっと言葉足らずだったんですよ💦 じつは全力で自転車こいでの十五分です、ご近所というにはちょいと遠目(^o^;)
ついでに家の位置関係をば。実家に関して言えば、同じ小学校の学区内ではあるんですが、宇髄さんは登校班が義勇さんと一緒でした。煉獄さんちの位置関係は、じつは幼稚園を挟んで反対側だったりするんですよ。幼稚園時代、毎朝煉獄さんは幼稚園を通り越して義勇さんちまでお迎えにあがっていた、と。
不死川さんも、義勇さんち寄り。伊黒さんだけが一番遠くて、中学校の学区は同じですが、小学校は別。
でもって、宇髄さんちというか、バイト先はどちらかというと煉獄さんち寄りです。幼稚園までの距離よりもさらに離れてはいますが。宇髄さんも高校を出るのと同時に家を出てまして、家からは出たいけれども地元を離れたくはないって理由で、マンションに一人暮らししてます。
煉獄さんちから自転車全力疾走で十五分が、宇髄さんのマンションですね。蔦子さんは日ごろはバス通勤です。自転車や原付きは事故が怖いし、車は維持費や自動車保険がかかるから。
伊黒さんも現在の環境的には宇髄さんと同様。実家を出てマンションで一人暮らし中。登場人物で実家住まいは、煉獄さんと不死川さん、それから真菰と村田さんですね。
伊黒さんの場合は、建前としては起業したので事務所としても利用するからで、本音はお母さんを子離れさせたくて。
錆兎は自分で稼げる歳になってまでタダ飯食ってんじゃないって教育方針により、学費と家賃だけは出してもらいつつ真菰と半同棲中な一人暮らしですw
>二人の未来のために真面目に、自作の図解とかも含めた資料を準備してくれたんだろうな~と思いました。
こちらの準備については、ソナーズ連載の分で近いうちに明確にされますですw
>他人から自分に対してされることについての拒絶をはっきりと示しているところがなんか珍しいなと思って印象に残りました。
煉獄さんは他人からの行動に対してフラットというか、まずは受け入れる感じがしますもんね。わかります、わかります。ここは、『そういう意味で』がポイントなんですよ。性的な意味合いでの接触は、自発的でも他発的でも、相手が義勇さんでなければ煉獄さんの無意識下では浮気と同義かな、と。自分にその意思がなくても、触れられるのを許してしまったっていうのが、ワンコな煉獄さんとしては駄目みたいですねw
>”不安に狭まっていた杏寿郎の視界”っていうところ、一点を見つめて意識が囚われていた感じが伝わってくる表現でした(とか言って、違ってたらごめんなさい、笑)。
大正解です! 抽象的すぎるかなと思いましたが、伝わってよかったです~!💦
>中三事件での煉獄さんの姿を見たから、将来煉獄さんと一緒にいるために、先を見据えた前向きな選択としてあえて地方の大学に行くことに決めたのかなと思っています。
大正解です! そのへんについては、伊黒さんの視点で少しずつ義勇さんが言葉にしてくれる予定ですが、全部が明かされるのは恐らく一番の山場(私的にはですが)あたりでになるかと。義勇さんの決意を受け入れてもらえるかどうか、私の筆力にかかってるぞとちょっとプレッシャーかかりつつ、大事なシーンなので頑張りたいと思いますです(`・ω・´)ゞ
>義勇さんの地方への進学が自分への拒絶だと考えた煉獄さんが、義勇さんの心を解放するためにフラれることを目的に告白したとわかり、腑に落ちました。
ありがとうございますぅ~💕 じつはですね……1を書いたときにはそんな別離だと見えてなくて💦書いていくうちに、そんなに深い決意があったの!? ってなった箇所でして……1での描写からすると、これからつじつま合わせが大変な辺りでもあります(^_^;)
プロット立てずに書く長編の、最大のネックがこういう齟齬が生まれるってとこですね💦
違和感なく繋がるよう、気をつけつつクライマックスに向かっていくことにしますが、なにかお気づきな点を見つけましたら、ぜひご指摘お願いします!💦(他力本願)
>フラれることを前提としてるのに、まっすぐで一途な、嘘偽りのない言葉に、そして煉獄さんの勇気に、胸を打たれました。
これ、勇気を持っての言葉であるのと同時に、義勇さんへの思い遣りの言葉でもあるのです(ΦωΦ)フフフ…
セックスも前提としての好きと伝えることで、それは無理だと義勇さんが断りやすくしてるんですね~。好きな気持も恋心も双方向だけど、肉体的な繋がりにはきっと義勇さんは嫌悪感や恐怖を抱くだろうと煉獄さんは思ってるんです。そういうの込みだよと伝えれば、義勇さんも断れる、それはしょうがないと笑ってもやれる。そんな、フラれる決心前提だからこそ出た告白でした~。
ソナーズ5の14をお読みになったあとで、こちらの告白をもう一度読んでもらうと、思い遣りだとわかってもらえるかなと期待して書いた告白だったりします。
逆に、そういう経験をした義勇さんに対してこんな告白するなんてと、不快感を覚える方もいらっしゃるかもですが💦
>なんだこの可愛い生き物は、笑。
義勇さんは史上最強に可愛い生き物ですよねっ! それを伝えていくのが義勇さん推し字書きの使命だと思っております(ΦωΦ)フフフ…
>”触っちゃうだろ”って言い方、可愛いです。
まだちょっとだけ寝ぼけてて、からかい半分ながら、無邪気な感じが少しする声で言ってると思いますw
宇髄さんと伊黒さんの愛車、ググっていただけましたかw
二人とも自分の才覚で稼いでますが、宇髄さんの場合は、雛鶴さんに「これ買っといてor売っといて」って頼む株での稼ぎも大きいです。そういう目端の利きが鋭そうなので、そういう稼ぎ方もしてるかな、と。ただし、株での稼ぎはあぶく銭としてパッと派手に使っちゃいますが。雛鶴さんたちや煉獄さんたちへのプレゼントとかは、すべて本職のアートでの稼ぎでしか買いません。
伊黒さんは、完全に本職オンリーですね。アプリ開発&配布は現在のところ開発からなにから全部自分ひとりでやってます。人を雇うの向いてないって尻込みしてるから(^_^;)
アプリのアイコンデザインとかは宇髄さんに頼んでます。
すっごーくささやかに伏線張ってたんですが、そういう伏線を回収し忘れないかも、今の課題でございます~。
伊黒さんがアプリ開発してるってのは、ストーリーに関わるネタなので、忘れず回収しましたが、ストーリーに関係ない小ネタは回収し忘れそうで💦
回収したときには、「あぁ、あれはこういうことだったのね!」と思ってくださると嬉しいです。