同時進行&ラブシックへのご感想ありがとうございます!💕

いつもいつもありがとうございます!💕 感想メルフォからの方ですので、いつもと同じくいただいたご感想は青文字コピペにてお送りします。

OBA様、『乱舞する深紅のラブシック』の世界観、3話目にしてようやくほんの少し掴めてきました。特に煉獄さんの器事情について、笑。

1話から読んでいて、ラブドールの桃寿郎が普通に動き出して、おや?普通の人間の体になったのか?と思ったら、

>あたたかくて固い、桃寿郎の胸
>その表情はどこか作り物めいて感じられる。
>カクリと首をかしげた。
>多少の変化はあっても、桃寿郎の顔はずっと笑んでいる。
>ハハハと快活に笑う桃寿郎の視線は、なんだか明後日の方向だ。
>グリンと音がするぐらいにいきなり、桃寿郎の顔が義勇に向けられた。

などの表現があって、やっぱり基本はラブドールなんだと思って、

でも、

>ちゃんと笑っているのに、ほんの少し作り物めいていた先ほどまでの笑みとは違って、その顔は自然で、とてもやさしかった。

という表現もあり、もしやコントロール不安定なだけで、上手くいく時は自然に見えるのか?と思ったら

>「すまん! どうもまだ『馴染んで』いないようだ! とくに目が駄目だな。うぅむ、目は盲点だった。『動かせん』とは、よもやよもやだ」

とあり、なるほど、器にまだ慣れていないだけか…。そうか、とくに目は駄目なのか…盲点だったとか、よもやもよやとか明るい感じで言っているけど、『動かせん』のかい!!ってなりました、笑。
目って重要なので、これから大丈夫なのだろうかと心配になりました、笑。

義一君が、桃寿郎の髪を一掴みほど引き抜いてしまったところと、この、目が『動かせん』のところ、一番笑いました。

でも、煉獄さんにとっては髪を引き抜かれたことは

>「ずいぶん抜けたな。義一は意外と手荒なのだな!」

ぐらいのレベルのことなのだと分かり、その後の

「それぐらいでなければ、俺の『伴侶』は務まらんからな!」発言も相まって、色々なパワフルさを感じたというか、末恐ろしさを感じました、笑。

このお話、面白い一方で、現段階ではもの悲しさも感じています。煉獄さんの義一君への想いは愛と呼ぶには稚拙で独りよがりで、大好きなものを一方的にただ愛でている感じで、義一君の繊細な恋心がないがしろにされているように感じられるんですよね。現段階では仕方がないとはわかっています。

ファーストキスの件も、初めてが大事だと学んだら、記憶を改ざんして、前にしたキスをなかったことにすればいいという問題では本来はないわけですが(あれ、記憶を改ざんしにかかってますよね?違ってたらすみません!)、現時点の煉獄さんにはその気持ちは分からない。

義一君が純粋な恋心を持っているだけに、汲み取ってもらえない気持ちとか、交わらない気持ちが切ないんですよね~。

執着心や独占欲はあるものの、まだ愛を知らない煉獄さんが、義一君と暮らしていくことでゆっくりと愛を知っていくお話ということで、これから煉獄さんの愛が育っていく過程を見守りたいと思います。

あと、義一君の、桃寿郎の目の圧についての心の声、

>大きな桃寿郎の目は、人工物だというのになんだか圧が強い。
>じっと見つめてくる大きな目の圧がすごい。

圧が強いことに意味があるのは分かっているのですが、義一君の心の声の表情というのでしょうか、言い方がなんとも可愛いくて笑ってしまいます。

このお話、ブログでのネタバレも読みましたが、それでもどうやってお話が進んでいくのだろうと思っていたのですが、話が進むごとに謎がちょっとずつ解けていく感じで、興味深く拝見しております、笑。

1日1更新を開始されて、連載ものと短編、異なる複数の作品を短期間で拝見させて頂いて改めて思うのは、作品世界の設定があって、そこにご都合主義的な煉義がポンと存在しているのではなく、キャラそれぞれが本来持っている性質を踏まえたうえで、その作品世界に生きている彼らをOBA様はすごく大事に尊重されているなということです。だからお話に無理矢理感がないし、その作品世界だからこその煉義がいるんですよね。

すでに感想をお送りしたのに再登場となりますが、『きっと寂しくて、熱い掌』は、とても切ないけれど、ああいう感じがとても自然というか、あの煉獄さんが一度生き方を決めたのならば、それはもう相当な覚悟だろうと思うんですよね。だから私は、あの煉獄さんの振る舞いに違和感はなかったです。義勇さんも、煉獄さんの嘘を受け入れるためと自分の心に嘘をつかないために、愛人という立場に甘んじているけれど、愛人には成り下がらないところが芯の強さを持った義勇さんらしいと思いましたし、愛の貫き方が素敵だとも思いました。悲恋なのかもしれないけれど、間違いなく切ないぐらいにお互いを想い合っていることがわかるので、私はあのお話、とても萌えました。

『乱舞する深紅のラブシック』は、一緒に暮らし始めたし、恋人同士として過ごすことにも障害はないし、添い寝したりキスしたりもしてるけれど、まだ想いの絡み合いがないので、二人が織りなす萌えはまだ感じていないのですが、これから楽しみにしています。

作品によってそれぞれ設定が違って、その世界にリアルに生きている彼らの姿を見られるからこそ作品世界に引き込まれて楽しめるのだと思うので、そういうリアルな煉義を書いて下さり、ありがとうございます。どの作品の煉獄さんも義勇さんも、彼らが本来もっている性質を感じさせながらも、それぞれの作品世界によって別人の二人が生きていて、でも必ず萌えが溢れていて、OBA様が書かれる煉義話が大好きだな~と改めて思っています。

また、感想の返信の際に、作品の裏話とか、お話に書き込み切れなかったエピソードなども教えてくださり、ありがとうございます!その作品が好きだからこそ感想をお送りしているので、知らないことを教えて頂けると、ファンブックで新情報を知れた時のような、とても嬉しい気持ちになります。

厚かましいかもしれませんが、感想の壁打ちというのは寂しいので、私はあまり返信不要と書かないのですが、返信がご負担になるようでしたら、サラッとかわしてください、笑。

それでは、失礼します。

人を選ぶ話だというのに、今回もご感想ありがとうございます~!
マジ泣きしそうなお言葉までいただけて……う、嬉しいっ。゚(゚´Д`゚)゚。💕

> よもやもよやとか明るい感じで言っているけど、『動かせん』のかい!!ってなりました、笑。

そうなんですよ。桃寿郎の目は他の部位以上に、杏寿郎さんの意思通りに動かすのがちょっとむずかしいのですw
実は、今後お話のなかでも出ると思いますが、依代のラブドールの目はガッチリ固定されているんですw 人形もものによってはまばたき機能があったり、視線が合うように眼球が動いたりするんですが、義一くんが買ったラブドールにはそれがなかったんですよね~w
人間らしくするために、関節の可動域やら鼓動や体温は義一が意識するよう仕向けてたけども、目まではまったく考えてなかった模様。
ネタバレお読みになったとのことですから書いちゃうと、元が山猫ですしね。目を合わせるのは喧嘩の合図にもなっちゃうから、意識してなかったんでしょう。だから、目は盲点だったとw
ラブドールというワードが降りてきたときに、「これ、原作の『どこ見てるんですか!』が活かせるじゃん!」となりまして、人形であることも印象付けられるし、目は絶対に固定だと思ったんですよ~。

>でも、煉獄さんにとっては髪を引き抜かれたことは 「ずいぶん抜けたな。義一は意外と手荒なのだな!」 ぐらいのレベルのことなのだと分かり

これも実は、まだ体に馴染んでいないがゆえです。人形ですから、痛いって感覚が鈍いんですよね。桃寿郎はまだまだ『作り物』なんです。(ΦωΦ)フフフ…

> このお話、面白い一方で、現段階ではもの悲しさも感じています。

いやぁ、嬉しいです! だってこのお話は、コメディタッチで進みながらも、神と人、獣と人、人形と人という、噛み合わない切なさを内側に抱え込んだお話のつもりで書いてますから!

> 大好きなものを一方的にただ愛でている感じで、義一君の繊細な恋心がないがしろにされているように感じられるんですよね。

まさにここが肝で、そこが理解できないと桃寿郎=杏寿郎の『愛』が育たず、義一くんという『人』は桃寿郎にとってラブドールと同じく『ただの器』になり、『義勇という魂』さえ手に入れば『義一という器』はいらないって結論になっちゃうわけです。
欲しいのは清らかな魂の核である『義勇』。でもそれを手に入れるには、『義一の心』が望んで真名を告げるというプロセスが必要。でも『義一の心』を得るには杏寿郎さん自身が『心=愛』を持たなきゃいけない。
だからこそ、このお話は桃一であり、煉義(ていうか杏義)なんですよ!

> 圧が強いことに意味があるのは分かっているのですが

いつもながらご明察ですw 杏寿郎さんは炎柱煉獄という神でもありますが、火車でもありますので。でも巷間で知られる火車とは違い、地獄へ亡者を送るわけじゃない。杏寿郎さんにとって守るべきは、現状、弱き者であり正しき者だったりするのです。魂まで汚れているのなら、そんな魂が生まれ変わっても意味はあるまい? ってなもんで、死期を迎える者のもとへ行くたび、じっと魂を見定めては可不可を判断して駄目ならパックリw 餌にしてたという……(^o^;) 魂の底まで見抜こうとする目であり、ある意味、獲物を狙う獣の目なんですよね~。
だから義一くんの生まれ故郷(の隣町。入らずの森は隣町にありまして、義一くんは狭霧山の大天狗様のお膝元生まれです。町の外れだから、入らずの森のほうが近いぐらいですが)では、炎柱煉獄を祀りつつ「悪い子は火車がやってきて食べちゃうよ」と小さい子に言ってたりするのです。

> まだ想いの絡み合いがないので、二人が織りなす萌えはまだ感じていないのですが、これから楽しみにしています。

まだまだ萌えてもらえるまで道は長そうですが、コメディタッチに折り重ねていく二人の『心』の行く末と、シリアスめに少しずつ明かされていく桃寿郎の中の人(っていうか神w)の謎を、楽しんでもらえるよう頑張ります(`・ω・´)ゞ

> 彼らが本来もっている性質を感じさせながらも、それぞれの作品世界によって別人の二人が生きていて、でも必ず萌えが溢れていて、OBA様が書かれる煉義話が大好きだな~と改めて思っています。

本来もっている性質と作品世界に生きるゆえの言動の自然な融合は、一番こだわって書いている部分ですので、お言葉めちゃくちゃ嬉しいです!
もう一つのこだわりとして、『ティンティン生えてるだけの雌』な受はいらん! ってのがありまして(^o^;)
なんていうか……私が好きになったのは、男である義勇さんだったり炭治郎だったりするわけです。でもって、煉獄さんにしろ義勇さんにしろほかの攻キャラにしろ、男である受を好きになったわけで。
女ならよかったのにとか、自分のための雌になればいいのになんて、鬼滅の男たちは絶対に考えないと思うんですよねぇ。受が男だからこそ培われた性格だし出逢いだし交流だったのに、その前提をガン無視どころか「俺のために雌に変われ」なんて考える攻……嫌だ(´・ω・`)
顔と体(さらにぶっちゃければ穴)だけよけりゃ、男としての性格や言動はいらなかったんかーいっ! って攻の頭ぶっ叩きたくなっちゃうんですよぉ💦
だからまぁ、それもまた本質を変えないっていう、こだわりの一部だったりします。
いや、そういう話を否定するつもりはないですが。読む分には面白いし萌えるけれども、ふと我に返ると「私のなかにこういう人たち、おらんなぁ」ってなっちゃうんです💦なんだろう。そういうお話を読むときは、もしかしたら、同じ名前の別人を義勇さんたちが演じているっていうふうに読んでるかもです。好きな俳優さんが演じているドラマを見てる気分? 失礼すぎて書き手様には絶対に言えませんが💦
で。話は戻りまして、にゃんことワンコは、その点を自分なりに追求している話だったりもします。
以前、メル主様が好きだと仰っていたにゃんこの義勇さんは、まさに原作そのままの男らしさを失わない義勇さんだと思うのですが、ほかの話の義勇さんもそこにこだわってます。893パロの愛人という立場にあっても男であり続ける義勇さんや、ラブシックも恋心だけに囚われずに男としての矜持をちゃんと持った義一くん。大好きの義勇さんだって、女々しくならぬよう気をつけて書いてたりします。
それもすべて、原作の義勇さんが好きだから、なんですよねぇ。
もちろん、これは煉獄さんや炭治郎たちほかのキャラも同様です。内面もしっかり男同士のままだからこそ、萌える! 可愛いのは、男らしく強い彼らが見せる一面だからこそ、可愛いの! お話を書くときは、これをけっして忘れぬようにと自分に言い聞かせてます。

> その世界にリアルに生きている彼らの姿

私自身は、これを感じ取っていただける要因の一つが、けっして「性別、受」に逃げない。男のままの受を愛する攻であること。このこだわりが生むものじゃないかなと思ってたりします。

で、そこもラブシックの肝だったりするんですよね~。杏寿郎さんが求めるのは『番』で『伴侶』ですが、義一くんは男の子ですから(^o^;)
性転換させようとかは考えませんが、雌として扱いかねないわけですよぉ~。男としてあるからこそ義一は義一たり得るんだと、さぁて、杏寿郎さんがちゃんと理解できるようになるのはいつになりますやらw そして、それこそが、杏寿郎さんの『恋』の始まりだし『心=愛』を得るきっかけになります。

キワモノ設定だというのに、なんてむずかしいテーマで書き出しちゃったんだと、ちょっぴり頭を抱えたくなりますが、自分が萌えるものを素直に書いてまいりますので、よろしければ最後までおつきあいくださいませ💕