連載作だけでなく短編にまで感想ありがとうございます、メル主様!
いつもどおり、いただいた感想は青文字コピペでお送りします。
OBA様、ご返信ありがとうございました。
また、質問への回答、とても丁寧に教えてくださって感謝です!また一つ、このお話の二人のことを知れて嬉しかったです。
>煉獄さんは絶対にここではしないと、素数数えるなり日本史の年表さらうなりして
ってところ、笑ってしまいました。
5話目は第三者視点とのことで、宇髄さんと伊黒さん視点だと二人はどのように見えるのか楽しみです!
また、「百年の約束は、いらない」も拝見しました。
煉獄さんの”冨岡先輩”呼びと、義勇さんへの敬語、
清い距離感と爽やかな礼儀正しさが伝わってきて好きです。
夕焼け、または夕焼けに照らされた煉獄さんの描写が素敵だなと思いました。
具体的には以下の箇所です。
>空は茜色に染まって、燃えているように見える。
>煉獄の白い半袖シャツは、窓から差し込む夕焼けに赤く染まって見えた。
>まっすぐに見つめてくる大きな瞳が、夕焼けを映していっそう赤くきらめいている。
>金と朱の髪も、夕焼けと同じ色に輝いていた。
>茜色の日は、煉獄の髪も、瞳も、燃え上がらせているように見えた。
>煉獄と並んで見つめる、焔のような茜雲。
夢十夜のところは、実は煉獄さん前世の記憶があるのでは?と思ってしまうぐらい意味深な感じで、もし前世の記憶があるなら、それはそれで萌える!と思いながら読んでました、笑。
煉獄さんが教室に入ってきてから、「俺も読みましたから!」のところまではいつもの感じなのに、「まだ、一夜めだ」から少しずつ雰囲気が変わって、核心的な話題の入り口である
「……先輩は、大学では剣道はしないんですよね」から、時に悔しさと口惜しさを覗かせながら真面目に気持ちを吐露していくところ、好きです。
ところで、質問が一つあります。
>一学年下の煉獄がやってくるのを、待っていた。
>学年は下だが、二月生まれの義勇と五月生まれの煉獄の年の差は、たった三ヶ月だ。
ということは、高二×高三なのではないかと思うのですが、高一×高三なのでしょうか?
「勝ったら……俺がちゃんと先輩より強くなれたら、先輩に言いたいことがある。ずっと、言いたかったことが」の後、逃げるようにそっと顔を窓に向けた義勇さんの様子に、「先輩、何か言ってください」とか追いつめるようなことはせず、視線の先を合わせて夕日を見て「……燃えてるみたいですね」と静かに言うところ、好きです。
その後、しばらく二人で夕日を眺めていますが、さぞ美しく絵になる光景だろうなと思いました。
「……待ってない。錆兎につきあっただけだ」のところは、本心には蓋をして、もう後戻りできないように言葉にしている感じが切なかったです。
義勇さんからは一度だって煉獄さんに触れたことがないというのが、義勇さんが煉獄さんへの恋心を本当にひっそりと心に秘めさせていたことが窺えて胸がキュンとなりました。
「先輩と見るなら……夕焼けよりも、星が光る夜空のほうがよかった」は、義勇さんに勝って気持ちを伝えるために努力してきた日々と自分に決別し、新たな決意が固まったことを窺わせる感じで印象的でした。
煉獄さんのその後の言葉たちに、一旦はけじめをつけると決意した義勇さんの気持ちが揺れ出すところ、胸がキュンとなりました。
煉獄さん、義勇さんの言葉を最後まで聞かずに早とちりして、たまらず義勇さんの好きな相手をたたみかけるように聞き出そうとするところ、好きです。
そして義勇さん、まだ怖くて煉獄さんの名前は言えなくて、思わせぶりな(本人は無自覚)身長情報で好きな相手を伝えるところ、萌えました、笑。
義勇さんからの身長情報を聞いて、(おそらく)”それって…”と思いが至り、ゆっくりと目が見開かれる場面、好きです。
「いつか……朝焼けも、一緒に見たい。義勇と……」は、想いが叶ったからの義勇呼びともとれるし、もし煉獄さんに前世の記憶があるとするなら、前世でもそういう呼び方をする関係性だったのかなとも想像できて、どちらでも素敵だなと思いながら読んでました。まあでも、原作軸だと炭治郎もいるので、OBA様の義勇さんは炭治郎の方にいっちゃう可能
性高そうですけどね、笑。
このお話の時間の流れ方と会話の進み方、情景描写、とても好きです!
いつもながら細かいところまで読み込んでくださり、本当にありがとうございます💕
まずは、ご指摘の点へのお礼とお詫びから。
>高二×高三なのではないかと思うのですが、高一×高三なのでしょうか?
そうです、高二×高三です!💦 うっかりミスでした💦 しかもサイトも支部もっていう……。ご指摘いただかなければ気づきませんでした、ありがとうございます! 修正しときました💦
それでもって、これまたお言葉で初めて自分でも気づいたんですが、確かに転生とも読めますね! 漱石が明治の作家という点と、百年っていうワードからすると、大正時代から続く転生っぽい。なるほど、そう考えるとラストの義勇呼びも、より深い思いが込められて聞こえるw
義勇さんが読んでいた本を、煉獄さんもひと目でわかるぐらい有名かつ読んだことがありそうな本って理由で、漱石の『夢十夜』にしまして(読書感想文の課題図書としては定番ですし、薄いから手を出しやすいですしねw)。ラストシーンはそれにかけた形でしたが、言われてみれば大正時代から百年間経っていたっていうふうにも読めましたね!
書いてる最中は前世とか転生とか、考えていなかったので、新鮮な気持ちで自分でも読み返せましたw
実は、転生モノって書くときは特別に必要な理由がなければ、記憶を持たせないようにしてまして。
前世の記憶は当然、穏やかでやさしいものばかりじゃない。突然に思い出せば、むしろ発狂するのが自然なほどに、平穏な日常で培われた常識や倫理観を粉々にされる衝撃だろうと、鬼滅の二次創作をしだしたときからずっと思っていたりします。
だからどうしても、記憶あり転生は書けずにいるんです。大切な人を失う絶望も、鬼とはいえ他の生き物を自分の手で殺し続ける苦悩も(これは義勇さんと炭治郎限定かもですが、現代の倫理観に当てはめれば衝撃度合いは激しいのではないかと思ってます。なにしろ殺していたのは、元はがつくとはいえ『人』ですから)、今生ではひとかけらも味あわせたくないと願ってしまうのです。しかも、自分の死さえ記憶にはあるわけですから。想像ではないそのときの痛みを、突然に思い出すって恐ろしすぎますし💦
あっ、もちろんこれは私が書く上での話でしかないので、記憶あり転生かもと感じられたことへの反論ではありません。そういうお話への反発でもないので、誤解なさらないでくださいね💦
むしろ、そう考えたら確かにいっそう萌える💕って私も思いましたから! 厄介なこだわり持ちですみませんです……。
描写へのお褒めの言葉、ありがとうございます!
今回、夕焼けというお題でしたので空の描写を細かく入れたんですが、似たような文章ばかりにならないよう気を遣って書いたので嬉しいです💕
>思わせぶりな(本人は無自覚)身長情報で好きな相手を伝えるところ
焦らしたり、思わせぶりにしたりしてる自覚がまったくないのを、読み取っていただきありがとうございます!
>(おそらく)”それって…”と思いが至り、ゆっくりと目が見開かれる場面
こちらも、ゆっくりと見開かれていくという時間経過と仕草で、煉獄さんが思い至るまでを表したつもりなんですが、うまく伝わってくれるか少し不安だったのでホッとしました~💕
一日一更新の時間的制約のなかで書いたものなので、わかりにくいままになってしまった箇所があるなと反省している作品だったりもするんですが(マネージャーに煉獄さんが告白されているのを義勇さんが目撃してしまったことについてとか。アレ、実は昼休みに本を借りに図書室に行った帰りに偶然目撃してしまったからなのです。説明不足になっちゃっててすみません💦)、感想いただけて安堵しました。なにせ、数千字程度の短編煉義は久々でしたから(^.^;
連載も引き続きがんばりますが、短いのも今後増えると思います。また楽しんでいただけるよう、精進努力いたしますです(`・ω・´)ゞ
本当にありがとうございました!💕