はい! いつもありがとうございます、メルフォの人!💕
今回もいただいた感想は青文字コピペでお送りします。
にゃんこなキミと、ワンコなおまえ 4の1
OBA様、明けましておめでとうございます!今年もOBA様の書かれる小説を楽しみにしております。
さて、4の1の感想をお伝えしていきますね。
1ページ:
義勇との差はたった十五ヶ月だ。
<-義勇さんの、煉獄さんとの年齢差の認識が判明する箇所で、年下の弟扱いとは裏腹に、実はそんなに年齢差を感じていないのだなと思いました。
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忙しくて怠けがちだった筋トレを再開しようと、義勇はちらりと見やった杏寿郎の横顔に、密かに誓った。
<-こういう負けず嫌いが顔を覗かせるところ、好きです。
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いつもと同じでもなかったな。気づいてクスクスと笑った義勇に、杏寿郎はキョトンとしつつも、少しだけうろたえたように見えた。傍目にはわからないだろうけれど。
<-二人が重ねてきた時間と深い関係性が窺えて、萌えます。
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杏寿郎のことならば、どんなに些細だろうと、義勇はちゃんと見抜ける。それがうれしい。
<-煉獄さんのことなら誰よりも分かるという自負を感じている義勇さんが、”それがうれしい”のところでパッと陽だまりのような笑顔を浮かべて喜んでいるような感じがする場面で、好きだな~と思いました。
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けれど、杏寿郎が一緒なら、失敗さえも楽しい思い出話が増えるだけだ。
<-煉獄さんと一緒なら、失敗だって楽しい思い出になっちゃうっていうの、素敵だな~って思いました。
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脳裏に焼きついた物騒な一幕は、固く閉じ込めている記憶を呼び覚まそうとする。
<-いずれ明かされるのだと思いますが、何があったのか気になるところです。おとなしく続きを待ちます。
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義勇の手を引いて杏寿郎が歩きだした先は、フロントだ。エレベーターじゃなくて? と、義勇が戸惑う視線を向けると、杏寿郎はすぐに気づいて微笑み返してくる。
<-当たり前のようにすぐに気づく煉獄さんに胸がキュンとなるし、この微笑顔はちょっとよそ行きで、でも優しく穏やかなもので、素敵なのだろうな~と想像していました。
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常日頃のハキハキとした喋り方とも、ちょっと違う。
<-こういうちょっとした変化に逐一気づいている義勇さんに萌えるし、滑舌は悪くないけど角が取れたように穏やかに喋る煉獄さんはかっこいいのだろうなと思い、ニヤニヤしました。
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オフホワイトのニットから覗く鎖骨の、くっきりとした陰影に、いったい今日一日で何度ドキリとさせられているのやら。
<-私も義勇さんと一緒でドギマギしました、笑。
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スッと後ろに回り込んだ杏寿郎に、コートを自然な仕草で脱がされると、鼓動はなおいっそう早くなる。
<-特訓の成果なのだと思いますが、それでもこのスマートな仕草にドキッとなります。
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にこやかな声でお願いしますとフロントに告げる杏寿郎に、義勇は内心でちょっとむくれた。
<-フロント目線で煉獄さんを見てみたい衝動に駆られました、笑。
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「……失敗した」
<-頭の中で、宇随さんに指南されたやるべきことを確認しているところが可愛いし、失敗に気づいての小さな舌打ちや独り言が、恋人を完璧にエスコートしたいオスという感じがしてツボでした。
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「……フロントを立ち去るときが、腰を抱く絶好のタイミングだと宇髄に教わったのに、緊張してしそこねた」
<-種明かしをせずに、スマートにエスコートして大人な自分を見せたいはずなのに、それよりも義勇さんに嘘をつくことの方が嫌なんだろうということが窺えて、煉獄さんの誠実さが感じられる箇所でした。
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それはいいとして、いったいなんなのだ。腰を抱くタイミング? 誰の? 決まっているだろう、俺のだ。
<-義勇さんの思考が次から次へと進んでいく様が、面白いです、笑。
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「いやっ、だってっ、クリスマスだしどうせ周りもカップルばかりだから、それぐらいはむしろしろと宇髄が! うながすときだけそっと腰を抱くだけなら自然だし、下心がみえみえにならずにスマートな大人に見えて、義勇だってドキリとするはずだと言われたから、それでだな! あっ、しっかりと抱くつもりはなかったぞ!
こうっ、そっと支えるぐらいでと言われた、し……すみませんでした」
<-詳らかに話してしまうところが可愛いです、笑。最後、平謝りするところは、下心ありありだった恋する青年という感じで、煉獄さんの雄味を感じました、笑。
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ひとしきりわめいて、バツが悪そうに視線をそらせた杏寿郎に、あっけにとられる。
<-義勇さんには”わめいて”いるように感じられてたんですね。この表現が、義勇さんの男っぽさを感じさせて萌えました。
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というか、なにもないと言われればそれはそれで、デートなのに? と、ちょっぴり面白くない気持ちにもなっただろうが、そこはあえて目をそらす。
<-あえて目をそらしちゃうところ、義勇さんらしいな~と思いました。
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杏寿郎だって、大胆に誘ってくるような真似は、今までしたことがないのだ。
<-こういう情報、教えて頂けると嬉しいです、笑。
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今度宇髄に逢ったら、アカンベェしとこう。
<-義勇さん、可愛い、笑。
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ときめきは消えきっていないし、期待もある。けれど恥ずかしいのも不安も事実で、うれしいけれどうれしくないし、怒っているけど怒ってない。
<-もどかしい感じがよく伝わってきました。
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悔しくて悲しくもなるのは、杏寿郎が落ち込むことに対してだけだ。
<-こういう義勇さんの気持ちに胸キュンとなりました。
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杏寿郎が義勇を嫌うことなど決してないと、義勇は知っている。義勇だって、たとえ太陽が西から昇ることがあろうとも、杏寿郎を嫌うことなどありえない。けれど、杏寿郎はそれを信じていないのだ。
嫌われたらどうしよう。義勇のなかにはないその不安を、杏寿郎だけが抱えている。信じさせてやれない自分にこそ、義勇は後悔していた。悔しさは計り知れない。
<-これ、気になるところの一つですが、おとなしく続きを待ちます。
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「……すまん! 慣れないことはするもんじゃないなっ。でも、ちゃんと大人になるから、待っていてくれ。お互いしわくちゃのお爺さんになっても、一緒にいたいと思わせてみせる」
<-”……”の間の煉獄さんの心情を思うと胸が締めつけられます。でも、その感情に支配されてしまわずに、義勇さんのことを最優先に考えて、すぐにガラリと切り替えて快活に話し出すところが煉獄さんらしいと思いました。
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月にかかる薄雲のようなかすかな陰りを瞳に残しながらも、杏寿郎は、噛みしめるような声で言い笑う。
<-義勇さんが煉獄さんを嫌うことなどありえないと信じられなくなってしまった過去の出来事があると思うのですが、このことがかなり深刻に煉獄さんの心に影を落としているのだなと思う箇所でした(全然関係なかったらごめんなさい、笑)。
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義勇を守ることを至上の命題にしている杏寿郎は、義勇といるときには常に義勇の半歩先を歩もうとする。手をつないでいてでさえそうなのだ。
<-こういう情報、嬉しいです。
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本当は俺だって離してほしくない。なんて。そんなことは、絶対に言ってなどやらない。
<-本心は言ってやらないところ、好きです~。
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「バレたか。宇髄に習った。さすがに料理は本物じゃなかったがな。宇髄が作ってくれた食品サンプルのようなのを使ったんだが、やけに本格的だったぞ。見てると腹が鳴って困った」
<-本当に素直ですよね。プライドよりもやっぱり義勇さんに対して誠実でありたいんだな~って思いました。
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「錆兎が」
<-この言い出し方、唐突だけどとても意味ありげで、義勇さんやるな~って思いました、笑。
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くるくる変わる表情は、まさに百面相としか言いようがなくて、義勇はムズムズとしてくる唇を懸命にこらえた。
<-”ムズムズとしてくる唇”っていう表現、すごくイメージがしやすかったです。
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「ほかの男の名は禁句だったな。すまん、義勇がヤキモチを焼いてくれるとは思わなかった」
<-こういうところに
煉獄さんが義勇さんを好きな気持ち>>>義勇さんが煉獄さんを好きな気持ち
と思っている煉獄さんの心が表れてるな~と思いました。
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じんわりと身にしみるオニオングラタンスープは、お互いちょっぴり行儀悪く、ウェイターの目を盗んでフゥフゥと冷ましてから。クスクスと共犯者の笑みを浮かべあう。
<-こういうのがまた二人の楽しい思い出になっていくのだろうなと微笑ましく思いました。
2ページ:
「それより、おまえには全然足りなかっただろう? どこかでパン食べるか?」
<-言い方とか男っぽいけど、煉獄さんのことを優しく気遣っているところ、好きです。
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小さくうなずき許可すれば、杏寿郎は義勇の手を握ったまま、取ってくれと向き直ってくる。
<-向き直ってくるの、可愛いです!
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目を細めて見やった杏寿郎の顔に、胸にじんわりと広がるのは、好きだなぁという言葉。
<-この文章、温かくて好きです。
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「義勇と半分こしたかったんだ。それにかなり大きいからな、二人で食べよう!」
<-みかんの時もそうでしたが、当たり前のように二人で食べることを想定していて萌えます。
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手を繋いだまま歩きだし、交互に互いの口元に義勇はアンパンを向ける。
<-微笑ましい光景です。
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隠さなければならない恋だなんて、一度も思ったことがないのは、杏寿郎が笑ってくれるからだ。
<-義勇さんにとっての煉獄さんの存在の大きさを強く感じさせてくれる箇所でした。
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顔を近づけ舐め取ろうとしてくるから、思い切り足を踏んでやった。
<-荒めの義勇さんの制裁、お気に入りです、笑。
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腕を伸ばしよしよしと撫でてやれば、杏寿郎は頬に朱をのぼらせ、ムズムズとうごめかせた口をへの字にする。
<-”ムズムズとうごめかせた口をへの字にする”っていうところ、感情のせめぎ合いと移り変わりがよく分かりました。
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けれど、万が一隠しているアレを見つけられたらと思うと、ここ数ヶ月の来訪はずっと落ち着かなかったのだ。
<-気になる!気になるけどおとなしく続きを待ちます、笑。
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ポツンとつぶやいて、義勇はマフラーを鼻先まで引き上げた。
<-この仕草、可愛いです!
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「義勇にもっと好きになってもらえるよう、大人になってみせる……頑張るから」
<-ここ、どことなく切なくて、印象的です。「頑張るから、どうか嫌わないで」と祈るような気持が込められているように感じられるんですよね (全然違ってたらごめんなさい、笑)。
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胸に沈めた怯えに蓋をして、義勇は杏寿郎を見つめ、ふわりと笑ってみせた。
<-義勇さんのこの笑顔、好きです。
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「……調理家電とかは壊すのに、黒物家電は平気なのはなんでだろうな。スマホやパソコンを壊したことはないだろ」
<-こういう情報、嬉しいです。
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杏寿郎に嫌われたらなんていう不安はない。だけど、杏寿郎と逢えなくなるのは、どうしようもなく怖い。
<-ここの文章、好きです。
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杏寿郎はきっと、固くなった空気を変えようとしてくれている。
<-こういう空気を敏感に感じ取って和やかなものに変えようとするところ、きっと煉獄さんは何よりも義勇さんの笑顔を見たいのだろうなと思い、温かい気持ちになりました。
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「……おまえのを送ってくれればいい。俺が撮ってもうまく写せないの知ってるだろ」
<-なんか想像できます、笑。
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「調理家電の扱いはお手の物なのに、義勇は黒物家電に弱いからな。俺と暮せばビデオの予約も楽だぞ?」
<-こういう情報、嬉しいです。
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フリックすらいまだにうまくできなくて、文字を打ち込むのに義勇がいちいちタップし続けていることだって、杏寿郎は知っているのだから。
<-なんか、想像できます、笑。
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けれども錆兎たちは、一人で訪れることがなかった。
<-煉獄さんが義勇さんのことをとても大事に大切に想っていることを知っているから、気持ちを汲んでくれているんですね。
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仲間はずれみたいで寂しくて、義勇のそばにいられるのが自分じゃないことが悔しくて。でも、義勇が楽しく平穏に暮らせているのにホッともして、錆兎たちに感謝だってしている。
<-この複雑な気持ち、すごく理解できると思いながら読んでました。
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「知ってる。声が大きい。……俺だって、ちょっと悔しい。特訓は二人きりだったんじゃないのか?」
<-当たり前のように”知ってる”と口にするところ、好きです。嫉妬心を覗かせるところも好きです。
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ポカンと見つめてくる杏寿郎の視線が、どうにも恥ずかしい。
ふわりと、杏寿郎の顔にはにかむような笑みが浮かんだ。
<-義勇さんがこんなふうに嫉妬してくれるなんて思ってもみなかったのでしょうね。そしてじわりじわりと広がっていったであろう嬉しさを表すこの笑みがとても印象的でした。
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「宇髄のことは尊敬しているし、いろいろと力になってもらって感謝もしている。不死川や小芭内だってそうだ。みな大切な友人だからな。だが、恋しいのは義勇ただ一人だ。大切な人は大勢いるが、俺にとってかけがえのない特別な人は、義勇だけなんだ」
<-この時の煉獄さんの話す速度と声音、私は絶対好きだなと思いました、笑。
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杏寿郎がいるうちは、マズイ。杏寿郎と引き離されるトリガーになり得る危険性は、避けて通るが吉だろう。
<-気になる!でもおとなしく続きを待ちます、笑。
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とはいえ、杏寿郎だってそういった催しには不案内なタチだから、説明してくれた内容は、ネットの受け売りばかりのようだったけれども。
<-ネットの受け売りばかり、笑。
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「無料の貸し出しはあるようだが、一本ずつ渡されては相合い傘ができんからな」
<-無料の貸し出し情報から、それでは相合い傘ができないとまで思いを巡らせるところがすごいって思いました、笑。「傘が必要 = 義勇さんと相合い傘」っていう頭しかなかったのでしょうね、笑。
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「義勇馬鹿と父上によく言われる!」
<-ノーダメージ、笑。
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「駄目か?」
<-この上目遣いはズルい、笑。
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だからっ! いきなり男くさい顔をして低い声でささやくのもやめろ!
<-義勇さんが翻弄されていて可愛いです。
—–
思わず小さくうなった義勇を、イルミネーションの光を弾いてやさしくきらめく杏寿郎の目が、幸せそうに見つめていた。
<-この光景、素敵だなと思いました。
3ページ
「あんまり近くだと、かなり水が降ってくるらしいからな。迫力不足かもしれんが、少し離れて見るか」
<-こういうさりげない気遣いに胸キュンです。
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「義勇、そっちの手も俺のポケットに入れたらあったかいぞ。大丈夫、誰も見てない」
<-横立ちにさせたことに有無を言わせず、矢継ぎ早に手をポケットに入れることを提案するところが好きだし、誰も見てないと義勇さんの背中を押す言葉を紡いで優しく促しているところも好きです。
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「うん。こっちにくると決めたときに、伊黒に言われた。俺と杏寿郎は噴水と同じだから、いらぬ心配をするなと」
「離れたってどうせおまえらは繋がりあってるんだから、噴水みたいに好きな気持は同じであろうとするに決まってる、だそうだ。……俺も、同感だ」
<-素敵な言葉!伊黒さん良いこと言いますね!
<-「……俺も、同感だ」って、とてもシンプルな言葉だけど男らしい言い方だし、義勇さんなりの煉獄さんへ自分の気持ちが届けと言う気持ちがすごく詰まっている感じがして萌えました。
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「同じ、か」
<-「同じか」ではなくて「同じ、か」っていうニュアンスが好きです。自分の中になかった感覚を少し呆然と、でも噛みしめるように言っている感じがするんですよね。そして、想いの丈が同じならば、今自分が義勇さんにキスしたいと思っているこの気持ちも同じだろうかみたいな想いまで含まれているように私には感じられて、一人萌えていました、笑。
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「同じだ」
<-多くは語らないけれど、堂々と真っすぐ煉獄さんに自分の気持ちを伝えている感じが素敵です。
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いつもなら食事をしたあと、狭いユニットバスじゃ昔みたいに一緒になんて入れないから、交代で風呂を使う。他愛ない話などしているうちに夜が更けて、だんだん会話が途切れがちになる頃合いに、そろそろ寝ようかと少し固い声で杏寿郎が言うのが合図。
<-こういう情報、嬉しいです。
<-慣れた感じではなく、少し固い声で言うところ、煉獄さんらしいなと思いました。
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おこちゃまだとか奥手だとか、宇髄や真菰にからかわれることが多い義勇にだって、欲はあるのだ。杏寿郎限定で。
<-嬉しい情報を、ありがとうございます!
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アメリカにある寂れたモーテル兼ダイナー兼ガソリンスタンド。なのにタイトルにはカフェとついていて、なんで? と杏寿郎と二人で首をかしげたのを覚えている。
<-ここに限らずですが、二人が一緒にいる時の思い出がたくさんあって素敵だなって思います。
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大学で逢ったときに感想を聞かれてもなにも言えず、訳知り顔で苦笑した錆兎の顔まで思い出してしまった。
<-錆兎はお見通し、笑。
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というか、そうか、男同士では入れないところもあるのか。知らなかった。
<-それまでの思考からちょっとだけ脱線するところ、面白いです、笑。
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「泊まるの、やめるか」
<-義勇さんと泊まってみたくて、義勇さんに喜んでもらいたくて、そこで過ごす二人の姿も色々想像していただろうに、煉獄さんはこういう決断ができちゃうんだ~と思いました。その心の強さがすごいと思うし、とても楽しみにしていたであろう煉獄さんの気持ちを思うと切なくもなりました。
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車内はエアコンが効いて温かいけれど、コートの肩だってまだ乾いてない。
<-煉獄さん、優しいな~と思いました。向かい合って横立ちの体勢になってなお、義勇さんが濡れないように義勇さん第一で傘をさしていたんですね。
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部屋にこもって真剣にスマホを操る杏寿郎の顔が目に浮かぶ。
たぶん、千寿郎が入っていいかと声をかけるたび、飛び上がりそうにあわてたことだろう。大急ぎで履歴を消すのが目に浮かぶ。千寿郎はまだスマホを持ってないから、調べ物をしたいと杏寿郎に借りることがそれなりにあるのだ。
ごまかす言葉を思いつかずに、ちょっと待てと大あわてで履歴を消して、少し引きつった笑みでスマホを渡したあと、深くため息をつく。
<-このエピソード、好きです。
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生真面目で正義感が強い杏寿郎が嘘をつくのは、それが必要だと思うときだけ。自分の失敗や過ちを隠すためではなく、誰かのためばかり。義勇が初めて杏寿郎が嘘をつくのを聞いたのも、誰かを……義勇を、守ろうとしたときだ。
<-煉獄さんの人となりが伝わってくる箇所でした。
—–
静かに車を発信させた義勇に、杏寿郎の顔が一瞬だけ痛そうにゆがむ。けれどもすぐさま、傷ついたその顔は笑みに戻った。
<-義勇さんを幻滅させた挙句に、義勇さんと一緒にここで過ごすことを何日も何日も楽しみにしていたのに叶わないと思った時、どんな気持ちだっただろうと思うと切なくなりました。でも、勝手なことをしたのは自分だからと、すぐに切り替えて笑みを見せるところがなんともけなげで胸が締め付けられました。
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シーッと大きな声を咎めてみせて、少しだけ顔を向けて杏寿郎を見やりながらチュッと自分の指にキスを落とす。
<-この威力はすごいです、笑。
—–
そっと伸ばした左手で、杏寿郎の腕をそろっと辿る。早くなんとか言え。片手ハンドル怖いだろうが。思いながら、膝で握られた杏寿郎の手に、義勇は自分の手を重ねた。
<-行動とは裏腹の男らしい心の叫び、好きです。
—–
車を運転しているだけでセクシーだなんて言ったくせに、観光してるあいだ中、杏寿郎は、部屋で二人きりのときに見せる欲情の色など、ちっとも見せやしなかった。
<-公の場で欲情の色をちっとも見せないところ、素敵です。
—–
「あんまり、煽らないでくれ。我慢できなくなる」
耳に直接ささやきかけてきた低い声音と熱い息に、ゾクゾクと背が震えて、知らずゴクリと喉が鳴った。
<- 一人で大興奮でした、笑。
—–
「……我慢なんか、しなくて、いい」
<-義勇さんて、サラッとこういう爆弾発言しますよね。慣れた感じではなくて、恥じらいが感じられるところがまた良いんですよね~。
—–
だってお互いにあるのは、単なる性欲なんかじゃない。恋なのだ。愛おしさだ。
<-これ、重要ですよね!
—–
熱をはらんだ瞳が、射抜くように義勇を見つめていた。
<-ドキリとしました。
—–
お互いの劣情は、肉欲よりも熱く深い、恋情がもたらすものだと、義勇はもう知っている。
<-この文章、素敵です。
引用は以上です。
義勇さんは煉獄さんのことを弟扱いするけれど、それにはちゃんと理由があって、内心では煉獄さんの男の色気や大人っぽさにドキリとさせられていることがよく分かりました。
また、煉獄さんと一緒にいたら溺れてしまう自分を自覚して、あえて距離をおいて、今の寂しさに負けて未来の煉獄さんとの明るい未来を台無しにしてしまわないように自分を律しているところ、強いな~って思います。
煉獄さんは、早く大人扱いされたいと思う一方で、義勇さんから甘やかされることも嫌いではなくて、という相反する複雑な気持ちを抱えていることがよく伝わってきました。
義勇さん、表情や態度にはなかなか出てこないけれど、心の中では色々なことを目まぐるしく考えていたり、翻弄されていたりして感情豊かだな~と思いました。
過去にあったであろうシリアスな出来事と、現在進行形で義勇さんを悩ませている事がとても気になりますが、おとなしく続きを待ちます、笑。
義勇さんを通して、煉獄さんのかっこよさ、心の葛藤、誠実さ、義勇さんを好きな気持ちがとてもよく伝わってきました。煉獄さん視点だったら見え方がまた違ったと思うので、義勇さん視点で読めて良かったです!
いつも細かく読み込んでくださってありがとうございます~💕
>実はそんなに年齢差を感じていないのだなと思いました。
これ、ホントそのとおりで、弟という扱いはしても、義勇さんにとって煉獄さんとの年の差は、学年っていう肩書がなくなれば意味がなくなるものでもあるんですよね。でも、その年の差が抱える不安にとってはネックでもあるんです。そのへんはおいおいに……(ΦωΦ)フフフ…
>いずれ明かされるのだと思いますが、何があったのか気になるところです。おとなしく続きを待ちます。
他の箇所もですが、気になってくださってめっちゃありがたいです!w まぁ、期待のハードル上げすぎたかもと、ちょっとドキドキしてもおりますが(^_^;)
>特訓の成果なのだと思いますが、それでもこのスマートな仕草にドキッとなります。
絶対格好いいですよね! 書いてて私もニヤニヤしましたw でもって、特訓中を思い浮かべると別な意味で笑えてきます。宇髄さん相手だと身長差がアレだから、絶対に不死川さんが無理やりつきあわされてんですよ、スポ根ノリでwww
>煉獄さんの誠実さが感じられる箇所でした。
>詳らかに話してしまうところが可愛いです、笑。最後、平謝りするところは、下心ありありだった恋する青年という感じで、煉獄さんの雄味を感じました、笑。
>本当に素直ですよね。プライドよりもやっぱり義勇さんに対して誠実でありたいんだな~って思いました。
そうなんですよ~💕義勇さんに対して、嘘をつくっていう意識がないんですよね、この話の煉獄さんは。嘘をつけないわけではないけれど、義勇さんに対してはつきたくない。でもたぶん、本当のことを告げて義勇さんが傷つくのなら、サラッと嘘がつけるんだと思います。義勇さんと積み重ねてきた月日があってこそだと思いますが。
>義勇さんが煉獄さんを嫌うことなどありえないと信じられなくなってしまった過去の出来事があると思うのですが、このことがかなり深刻に煉獄さんの心に影を落としているのだなと思う箇所でした(全然関係なかったらごめんなさい、笑)
関係大有りです、ご明察! 流石です!
>言い方とか男っぽいけど、煉獄さんのことを優しく気遣っているところ、好きです。
ほかの引用にもありましたが、義勇さんの言葉遣いはわりと気を使う部分なので、すごく嬉しいです💕
受の口調って、可愛い感じのほうが読者ウケはいいのかもしれないなぁとも思うんですが、あくまでも義勇さんらしい口調で、かつ、4の2でちょっと触れた回想シーンでのとある意識が働くのも感じさせたかったんです。あくまでも男らしくが、義勇さんを書くうえでのこだわりですね。
>みかんの時もそうでしたが、当たり前のように二人で食べることを想定していて萌えます。
これも実は幼馴染の醍醐味ポイントだと思って書きました! 萌えてもらえて嬉しいです~💕
小さいころから、おやつとか半分個するのが当たり前だったんだなと感じてもらえたらありがたいです。
>荒めの義勇さんの制裁、お気に入りです、笑。
私もお気に入りですw でもって実はさりげなく今後の伏線です(ΦωΦ)フフフ…
や、伏線ってほどでもないんですけど💦 さりげないシーンがリンクするの、好きなのです……。
>ここ、どことなく切なくて、印象的です。「頑張るから、どうか嫌わないで」と祈るような気持が込められているように感じられるんですよね (全然違ってたらごめんなさい、笑)。
全然外れてません、大当たり。流石です!w
>この時の煉獄さんの話す速度と声音、私は絶対好きだなと思いました、笑。
たぶん、いえ、絶対にメル主さんが想像してらっしゃるとおりの速度と声だと思いますw 今までいただいた感想からして、絶対に大当たりw
>「傘が必要 = 義勇さんと相合い傘」っていう頭しかなかったのでしょうね、笑。
この話の煉獄さんですからw
>「同じか」ではなくて「同じ、か」っていうニュアンスが好きです。自分の中になかった感覚を少し呆然と、でも噛みしめるように言っている感じがするんですよね。そして、想いの丈が同じならば、今自分が義勇さんにキスしたいと思っているこの気持ちも同じだろうかみたいな想いまで含まれているように私には感じられて、一人萌えていました、笑。
ここ! 悩んだとこです~! 「同じか」でもいい気はしたんです。でもメル主さんがおっしゃるように、噛みしめるように口にした言葉なので、「同じ、か」にしたんですよ! 読み取ってくださってありがとうございます!
>このエピソード、好きです。
ありがとうございます、私も好きですw でもって、こういうお互いは目にしていない日常でさえ、スッと頭に浮かぶのが、書いていて我ながら萌えるのですw
>公の場で欲情の色をちっとも見せないところ、素敵です。
でも実は、義勇さんに悟らせなかっただけで、やんちゃ坊主がえらいことになったりしてましたけどねw 欲情の色は見せずとも、男の意地を見せた煉獄さんでしたw
>これ、重要ですよね!
需要です! めっちゃ重要です!
お答えしきれず悔しいぐらい、今回もたくさんの引用と感想、本当にありがとうございます!💕
今回、>こういう情報、嬉しいです とのお言葉をたくさんいただいて、ホッとしました~。
なんていうか、二人の日常が垣間見える情報をセリフとかで入れ込んでいくことで、距離感や幼馴染らしさを感じられるよう意識したつもりなので、このお言葉に思わず今回もガッツポーズしちゃいましたw
ささやかなこだわりとかがちゃんと伝わったんだとわかるお言葉の数々、毎回、書いてよかったと喜びを噛み締めてます。メル主さんのような読者さんに恵まれたのは、書き手としてはホントかけがえのない宝物をもらえたようなものです。何度言ってもいい足りないぐらい、毎回感謝しております💕
>内心では煉獄さんの男の色気や大人っぽさにドキリとさせられていることがよく分かりました。
>自分を律しているところ、強いな~って思います。
>相反する複雑な気持ちを抱えていることがよく伝わってきました。
>心の中では色々なことを目まぐるしく考えていたり、翻弄されていたりして感情豊かだな~と思いました。
こういう、私が伝えたいと思って書いている部分を読み取ってもらえるのが、とても励みになってますし、これからも楽しんでもらいたいと奮い立たせてももらってます。
5話以降では、回想シーンがまた多くなる予定で、宇髄さんや伊黒さんといった周囲の人との関わりも、しっかりと書き込んでいくつもりでいます。
たくさんの大切な人たちと一緒に、二人で。これがにゃんことワンコの最大のテーマだったりするのです。
二人だけの世界でラブラブイチャイチャしてるのも好きなんですが、やっぱり多くの人に囲まれて、大切な人たちと笑いあいながら二人で寄り添いあうっていうのが、なによりも萌えるんですよ。世界から隔絶された場所だけで愛し合うのではなく、世界と繋がりあいながら愛し合ってほしいんです。
過去の出来事も現在の不安も、しっかりと乗り越えて、二人で笑いあうハッピーエンド目指して続きも頑張ります!(`・ω・´)ゞ
本当にありがとうございました!💕