えー、タイトルどおり、今回のブログ、ちょっと露骨すぎる文言が多いので……今回はいただいた感想へのお返事から始めさせていただきますね💦うん、ワンクッション置かないと、いくら18禁サイトでも、ちょっと、うん……。
コホン。こんな始まりで申し訳ありませんが……いつもありがとうございます、メルフォの人!💕にゃんことワンコ第3話へのご感想もいただけて、感謝感謝です💕
では、いつも同様、青文字がいただいたご感想です。
OBA様、3話は甘い雰囲気ばかりではなく、シリアスな雰囲気や不穏な気配が漂うところがあって、中3の時、何があったの?この先どうなっちゃうの?と、まだ知らぬストーリーが気になって仕方ないです、笑。
2話と同じスタイルで感想をお伝えしていきますね。
1ページ:
杏寿郎は傍らに立つ義勇を、視線だけで窺い見た。
<-煉獄さんの心情を理解できるし、窺い見ている光景が目に浮かびました。
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八つ当たりではない。断じて違う。八つ当たりは十割のうちのせいぜい五分だ。……一割ぐらいはあったかもしれない。
<-八つ当たりではない! <- 八つ当たりを認める <- せいぜい五分 <-心がモヤッ <-1割ぐらいはあったかも っていう変遷が面白いです、笑。
—–
信じているのではない。知っているのだ。ともに過ごした密接な月日のなかで、積み重ねてきたものが教えてくれている。
だけれども、いや、だからこそわかってもしまう。恋人であるのと同時に、義勇が、杏寿郎を弟扱いしていることも。
<-この文章、二人の関係の深さがよくわかる表現で好きです。
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義勇は杏寿郎の言葉にうんうんと微笑みうなずき、たいがいは素直に聞き入れてくれるのだが、線を引くべきところではきっちり引き、踏み越えようとする杏寿郎をたしなめる。顕著なのが金銭面だ。
<-義勇さんのこういうところ、好きです~。
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今日だって、自分が財布から出す分には躊躇しないくせに、杏寿郎が札を取り出すたび、眉がピクンとちょっぴり動く。
<-“自分が財布から出す分には躊躇しないくせに” ってところ、義勇さんらしいなと思いました。
<-眉がピクンとちょっぴり動く時、一瞬ピリッとした空気が流れるんだろうなって思いました、笑。義勇さん美人なので、迫力も満載なのだろうなとも思いました。
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いくら楽しい一日を過ごせても、明日以降、義勇が卵かけご飯やらふりかけご飯ばかりの食事になるのは、絶対に避けねば。
<-これは絶対に避けたい事態、笑。
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義勇が嫌がるなら、杏寿郎はすぐに気がつく。義勇は口下手で言葉が足りないことが多いし、我慢しがちだから、自分が察してやらねばと気を配るうちに、義勇のことなら敏感に察するようになった。
<-義勇さん大好きな気持ちと、共に積み重ねてきた時間が感じられるところで、好きです。
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ほぅっと息をついた義勇に、杏寿郎こそホッとする。
<-本当に、義勇さんの様子をよく見てるなと思うし、気遣っているなって思いました。何か言葉をかけたり、アクションを起こすわけではないけど、優しさと義勇さんへの好きの気持ちが窺えます。
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そろっと離れていったままの義勇の手が、ちょっと残念だけれども、義勇が嫌がることなどしたくないからしょうがない。
<-これ、間違いなく義勇さんの気持ちを汲んでいるのですが、それ以上にというか、何よりも煉獄さんは義勇さんに嫌われることへの強い恐怖心を持っているのだなと私は感じました。多分、本当は、”嫌がることなどしたくないから”ではなくて、”嫌がることなどできないから”なのではないかな~と勝手に推測していました。
—–
楽しんでくれているようだし、義勇は寒がりだから、散策するよりもここで時間をつぶすほうがいいだろうか。温泉に入ってもいいが、湯冷めしては大変だ。それはもっと暖かい時期にするべきだろう。
<-すごく優しさが感じられて好きです。
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義勇に解説を求められても、わからんとしか返せないのだから、いいんだけれど。
<-とっても潔くて、笑ってしまいました。わからないものはわからないですよね、笑。
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そうはいっても、杏寿郎の視線は作品群よりも、やわらいだ義勇の横顔にすぐ向かってしまう。
<-映画を見に行っても、スクリーンを見つめる義勇さんの横顔をチラチラ見てしまうのだろうな~なんて考えてしまいました、笑。
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義勇は、なんとはなし水を思わせるのだ。澄んだ青い瞳のせいかもしれない。凪いできらめく南国の海のようでもあり、静謐で神秘的な深海の色を見せることもある、義勇の瞳。穏やかなばかりではなく、ときに荒波の強さを見せることもある。さまざまな表情を見せるその瞳は、いつでも豊かな海を想像させる。
<-この義勇さんの瞳の描写、素敵です。特に”ときに荒波の強さを見せることもある”っていうところ、好きです。
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思考がズレて、うんうんと知らずうなずいた杏寿郎に、義勇がキョトンと首をかしげた。
<-義勇さんのこの仕草に弱いです、笑。
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「こういう場所で大きな声は駄目だ」
「……ごめん」
<-煉獄さんだと”すまない” とか “すまん”と言うイメージがあるので意外でした。義勇さんに心乱されて、ある意味気が回らなかったというか、いつもの自分になれないまま叱られた子供みたいに”ごめん”と出てきてしまった感じなのかなと思いました。
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チュッと吸い付き舌でなぶれば、甘く息を震わせる義勇の姿を、杏寿郎はもう知っているのだ。
<-煉獄さんが熱のこもった瞳で義勇さんを見ている様や、煉獄さんの瞳を通して見た義勇さんの姿が目に浮かびました。
<-そういう行為をしたのが一度や二度ではないと分かるところがムフフです、笑。
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とっさに歩きだせなかった理由など言えるわけもなく言いよどめば、ふと義勇の顔にやわらかな笑みが浮かんだ。
<-とっさに歩き出せなかった理由、言えないですよね、笑。
<-義勇さんの陽だまりのような笑顔、好きです。
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指を絡めて、いわゆる恋人繋ぎにしたのは、やっぱり悔しさのほうが少しばかり大きかったからかもしれない。
<-こうやって俺は恋人なんだぞって主張するところ、可愛いです。
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パチリと一つまばたいた義勇は、ちょっぴり頬を染めマフラーに顔をうずめはしたが、手を離そうとはしなかった。
<-顔を埋めるところ、可愛いです!
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「また外に出たとき、よけいに寒くなるから」
<-義勇さんだって手はまだ離したくなかったと思うのですが、自分が離さなければ煉獄さんからは離さないことがわかるから、自分の気持ちは二の次で手を離して、煉獄さんのことを気遣うところ、本当に優しいなって思います。
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どんなに暑かろうと義勇を抱きしめて眠る根性だけあればいいのだ。
<-それでも義勇さんを抱きしめて眠りたいんですね、笑。
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ちょっとあわてたふうにマフラーを受け取り、そそくさと視線を外すから、杏寿郎の疑問は深まるばかりだ。
<-本当に、こういうことに関しては高感度冨岡センサーは役立たずなんですね、笑。そこが良いんですけどね。
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額に触れようとした手を避けられ、杏寿郎の眉がちょっぴり下がる。
<-こういう拒絶に、程度は浅くても普通に傷ついていることが窺えて、煉獄さんの義勇さんに対する真っすぐで真剣な気持ちの深さを感じました。
……なんだかやけに義勇の視線を感じるけれども、気のせい……では、ないような。
<-コートを脱ぎながら、義勇さんの視線には気づいてませんよって感じを出しながらも、心の中ではチラチラ見てるみたいな姿が思い浮かんで、笑ってしまいました。
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「俺も脱ぐ」
<-他意はない、男らしく潔い大胆発言にやられました、笑。
—–
なにしろ、何度か聞いたし杏寿郎も口にしたこの言葉は、主に義勇の狭いアパートで、そういうときに聞くものになって久しいのだから。
<-なるほどなるほど~って、一人でニヤニヤしました、笑。
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差し出された自分のマフラーを受け取り、コートと一緒に抱える。
<-この姿、かっこいいだろうな~と思いました。
—–
真菰さんにもお礼の品を買わねば。
<-さん付けしているところに、人間関係の距離が窺えるし、育ちの良さを感じます。
2ページ:
杏寿郎が初めて義勇の前で泣きに泣きわめいたのは、義勇がランドセルを見せてくれたときだ。
<-このエピソード、とっても可愛かったです!頂いたご返信によると、三度目の涙は4話か5話目の回想シーンでお目にかかれるようで、楽しみです。
—–
うん、いいよと義勇が答えてくれるまで、さらに泣くぞと言わんばかりに凝視していたうえ、義勇に指切りさせてやっと泣き止んだと青筋を浮かべて言われるたび、自分でもたしかにと思わなくもない。
<-その時の煉獄さん的には何の計算もなく、ただただ必死だったのだろうなと思いますが、お父さんの杏寿郎描写が面白いです、笑。
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「うん。子供がビックリしてるからな」
<-この可愛い相槌、気を許しているのがわかるし、煉獄さんへの愛情と、本当にお前は可愛い奴だなっていうお兄さん的気持ちが詰まっている感じがしてツボです。
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「……へぇ、それは錆兎さんの服だったのか」
<-嫉妬心、笑。多分、声が低くなってしまったことに加え、限りなく棒読みに近い言い方になってしまったのではないかと想像しました。
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「新しい服を買う予算はないと言ってるのに、真菰が錆兎のを貸すからオシャレしろと聞かなかったんだ。でも、スニーカーやズボンは自分で買ったっ」
<-義勇さんが頑張って弁明していて可愛いです、笑。
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真菰への感謝や、錆兎をいい人だと思うのにだって、変わりはないのだ。
<-声に出す時はさん付けで呼ぶ相手ですが、心の中では呼び捨てってところが、二人をいい人だと思っている傍らで、彼らに対して単純ではない感情を持っていることも窺えて、理解ある良い子におさまらずに、綺麗なだけではないむき出しの感情も持っているところが、私は好きです。
—–
「……その、怒ってるか?」
<-義勇さんの焦り具合が可愛い一方で、言い方が男っぽくて好きです~。
—–
ふむ。と、ちょっと考え、義勇の耳に顔を寄せる。
<-この光景を思い浮かべて、かっこいいって思いました。
—–
駄目? と覗き込む視線で問えば、義勇はパッと頬を染め、キョロキョロと視線をさまよわせたが、小さくうなずいてくれた。
<-確信犯な煉獄さん、笑。義勇さん、可愛いです!
3ページ:
「カバというのは、彫刻のモチーフとしては普通なのか?」
「うぅむ……それはわからないが、とりあえず、これはすごいなっ」
<-こういう何気ない会話、良いなって思います。
—–
「それでいい。イルミネーション、どうせ有料のも見に行くんだろう? 全部割り勘だからな」
<-煉獄さんの考えること、お見通しですね、笑。
<-割り勘だと念を押すところ、しっかりしてるし、これに関しては絶対に譲らないという強い意思表示をするところ、好きです。
—–
「それはどうかな。スモモに似ていたら、それはもう鯉じゃないだろうか」
「違いないな」
<-スモモに対する共通認識があるからこそ成立する会話内容とテンポの良い返しで、なんか好きだなって思いました。
—–
「……スモモって、オス?」
「……たぶん」
<-こういう会話、微笑ましいです。
—–
いいよ。
<-「」がついてなくて、かつ、この言葉の前後の行が空欄になっていることで、とても印象的に “いいよ” という言葉が頭の中で再生される感じでした。
—–
吐息だけで笑った義勇が、唐突に杏寿郎の鼻先をピンッと指で弾いた。
<-義勇さんの、こうやって物理的に攻撃しちゃうところ、好きです~。
—–
「まだ早いと言うなら、いつかは必ず俺の嫁になってくれるってことだからな。うれしい」
<-「~だからな!うれしい!」ではなくて、大人っぽくどこか淡々と言葉を発している感じが、真面目に本当に嬉しいことだったということを窺わせますし、最後の”うれしい” は半分は独り言みたいな感じで、心からの喜びの気持ちが自然と出てきた感じが好きです。
—–
義勇の目が、どことなし遠くを見るように細まった。
<-絵になる姿だな~と思いました。
—–
「……うん。それは、楽しみだ。今日のことも、いつかたくさん話せるといいな」
<-“……”の時に去来している思いが気になります…。その後の言い方も、どこかでそんな日は来ないと思っているような感じで、心配になりました。
—–
「ゆっくりと愛を語らうなら、二人きりでがいい。本番は夜に」
<-ささやき声でこの言葉は反則です、笑。ドキッとなりました。
—–
からかいなど一切ない声音でささやけば、一瞬の絶句のあと、ドンッと足を踏みつけてくる。
<-こういう義勇さんの荒い感じ、好きです~。
—–
小さく吠えてペロリと頬を舐めてやったら、義勇の海の瞳が、水槽よりもまあるくなった。
<-舐めて”やったら” と煉獄さんが翻弄している感じと、目をまあるくして翻弄されてる義勇さんという、この場面におけるパワーバランスが良いなって思いました。
4ページ:
水族館から出ると、辺りはもう暗かった。なんだかんだとすでに時刻は五時だ。
<-こういう情報、二人が今どういう状況にあるのかが具体的にわかるのでありがたいです。
—–
コートを着込んだ義勇にマフラーを巻いてやりながら、杏寿郎が愉快な気分で笑えば、義勇はコクンとどこか幼い仕草でうなずいてくれる。
<-マフラー巻いてあげてるところ、ツボです。
—–
考え事に気を取られてでもいなければ、義勇はおとなしく杏寿郎にマフラーを巻かれたりしないだろう。
<-なるほど。普段ならばおとなしく巻かれてくれないのですね、笑。
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かわいかったから、いいんだけども。義勇さえ楽しかったのなら、愛を語らう本番は夜でかまわないんだけれども、だ。
<-とても複雑な心中、お察しします、笑。
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撮影可の館内にこれ幸いと、スマホのバッテリーがあやしくなるほど、水槽を覗き込む義勇をここぞとばかりに写しまくれたのも、うれしい。俺じゃなく金魚を撮れと、ちょっぴり頬をふくらませるのさえ、かわいかったからいいのだ。
<-微笑ましいエピソードで、好きです。
—–
「俺をかわいいなんて言うのは、今じゃ義勇ぐらいだぞ」
「……宇髄は?」
<-義勇さん、面白くないんですね、笑。
—–
やわらかな声と、やさしく撫でてくれる手。いい子、杏寿郎かわいいと、悦楽にかすれる声で笑いかけてくるささやきは、蜜のなかで溺れるごとくに甘い。
<-脳内の映像、共有してくれませんか?ってなりました、笑。
—–
視線を義勇の手にちろっと落とすと、フゥッとかすかなため息が聞こえた。
「……お手」
<-視線の落とし方も好きだし、煉獄さんの気持ちを汲み取っての義勇さんのこの言葉も好きです。
—–
声を弾ませ手をとれば、義勇の頬がほんのりと赤らみ、やさしくたわんだ目が杏寿郎に向けられた。
<-“やさしくたわんだ目”をした義勇さんを想像して心温かくなりました。
—–
「おまえのとこと、姉さんのとこ。宇髄たちに、錆兎と真菰へは一緒でいいから……こんなものか。あとは千寿郎へのプレゼントだな。食い物よりも雑貨のほうがいいだろ?」
<-食べ物ではなくて食い物って言うところ、男っぽくて顔がにやけてしまいます。
—–
「うん。……あぁ、これ。ゴールデンレトリバーがあればピッタリだったけど、ラブラドールもちょっと似てる」
<-このお話を読みながら、ずっとゴールデンレトリバーを想像していました。私も、ピッタリだと思います、笑。
—–
本当は、俺のことを怖いと思ってるか? 俺が……嫌い?
<-恐怖心によって、ジェットコースターとかで内臓が浮上した時みたいなソワソワ感に襲われているのかなと思いました。周囲の音とか全く耳に入ってこなくて、ただこの思いに支配されている感じが、煉獄さんにとってこのことが心から恐ろしいことなのだということがよく伝わってきました。
—–
勝手に手足が震えているのを、気づかれぬようにすることすらできない。
<-インターハイとかの大舞台でも動じないであろう男が、義勇さんに関することで何も繕えずに震えているというところが、不謹慎かもしれないですが萌えてしまいます。情けないなんて思わないし、自分が自分であるために、正常な心を保つために必要不可欠でかけがえのない存在が義勇さんだということの証左でもあると思うんですよね。義勇さんが煉獄
さんの心の核心部に影響を及ぼす人っていうのが窺えて良いんですよね~。
煉獄さんは義勇さんからの拒絶と、義勇さんの喪失を何よりも心から恐れているのだと推察しますが、それって万が一起こったら心が大ダメージを受けるであろうネガティブなことを想定しておいて、もしそれが起きてもダメージを減らせるように自己防衛を一切せずに全力で義勇さんを愛しているということでもあると思うんです。だからこそ、もしそんな事
態が起きてしまったら自分がどうなってしまうかわからないって思っているんだと思うんですよね。そういうところが感じられるのが良いんですよね~。
—–
「言っただろう? おまえはやさしい犬だって。怖くなんてないし、嫌いになんかならない」
「うん……」
<-やっぱり煉獄さんは、心に余裕がない時の相槌は”うん”になってしまうのかなって思いました。
5ページ:
義勇が足を向けた場所にあった車のナンバーを見て、杏寿郎は、知らずクスリと笑った。
「俺がいるぞ」
<-煉獄と読めるとかではなくて、”俺がいるぞ”っていう表現の仕方が好きです。
—–
「……だから、借りた」
<-胸がキュンキュンしました!
—–
「だからっ、煉獄って読めるってずっと思ってたから、村田に頼んだんだっ。……気づかないと思ったのに」
<-ものすごく可愛いし、”ずっと思ってた”というところ、ツボです!
—–
ピッと肩を跳ね上げた義勇は、ブンブンと首を振ってごまかそうとしたようだが、もう遅い。
<-可愛いです!
—–
んー、と目を閉じ考え込む杏寿郎の背を、もういいからと義勇は叩いてくるが、照れ隠しでしかないからか、たいして痛くもない。
<-この光景も、”たいして痛くもない”というところも好きです。
—–
少しうつむいている義勇の、ふせられた睫毛がかすかに震えていた。
<-色っぽい!
—–
鼻先までうずめた青いマフラーを、そっと引き下ろしても、許してくれるだろうか。
<-この心の声、好きです。
—–
そうしたらきっと義勇は、恥ずかしそうにちょっとだけ拒んでみせるだろう。でも殴ってきたりはしないのだ。
<-義勇さんのことをよく分かっていることが窺える表現で、萌えます。
—–
なんだか嫌な感じだな。知らず眉をひそめそうになった杏寿郎は、次の瞬間、鋭く打ち込まれてきた拳を寸前で避けた。
<-かっこいいです!
—–
すぐさま義勇を背にかばい立ち、鋭く睨みつけた杏寿郎に、猗窩座はますます楽しげに笑う。
<-何を差し置いてもまず義勇さんに危害が及ばないようにするところ、好きです。
—–
杏寿郎の脇をすり抜け義勇に殴りかかろうとした猗窩座の腕を、反射的に掴みしめた杏寿郎に、猗窩座はニンマリと笑って顔を寄せてくる。
<-煉獄さん、かっこいい!
—–
こいつは、敵だ。義勇を傷つけようとする者。俺から義勇を奪おうとする輩。すべて排除せねばならない。断じて許せるものか!
<-タガが外れたら手に負えなさそう、かつ、一歩間違えれば危険な激情を持っている危うさ、好きなんですよね~。特に”俺から義勇を奪おうとする輩。すべて排除せねばならない。”っていう思考、危険な香りがして好きです、笑。
—–
杏寿郎の頬をかすめるように飛んできたのは、石つぶてか。
<-守られているだけを良しとせず、自分も戦うところ、好きです!
—–
「おまえが言ったせいだろうが。それより、予約の時間に間に合わなくなるぞ、いいのか? 俺は喧嘩なんかしない。せっかく来たのに帰ることはないだろう? それを放置されても困るが」
「すまん! それはともかく、まとめて返事するのはやめてくれ! 混乱するんだがっ!?」
<-途端に空気が和らぎましたね、笑。
—–
「おまえもいいかげんにしろ、バカ犬」
<-義勇さんのこういうところ、好きです~。
—–
「今日のところはしかたなかったとはいえ、万が一また出くわしても、相手をするなよ?」
<-こうやって念のために言うところ、義勇さんらしいなって思いました。
以上です。
これでも、抜き出しを見送った文章達がたくさんあるのですが、それでもたくさんになってしまいました、笑。このお話、私の好きなポイントがそこかしこに散りばめられているんですよね~。
また、2話の感想に対するお返事、ありがとうございました!
煉獄さんと村田さんの初対面エピソード、教えて下さって嬉しいです!
こいつは義勇の敵か味方かの見極め視線の圧、村田さんに同情しちゃいます、笑。
「義勇は今日ちょっと体調がよくないので~」と、村田さんに対して義勇呼びでお願いしているところにオスを感じるし、”俺の義勇”感が出ていてツボでした!
義勇さん視点だから、全体的に煉獄さんがかわいく見えちゃってるというの、わかります!
それでも、お伝えしたようにドキッとなる場面もありますし、そうでなくても、傍から見れば煉獄さんが18歳の頼もしくかっこいい青年で、大人っぽい雰囲気をすでに兼ね備えていることもわかっているので大丈夫ですよ!
>義勇さんのことを「かわいいから好き!」なのではなく、男らしさや芯の強さを感じさせる義勇さんが好きで、「そんな義勇さんが見せるかわいさだから、好き」
そうですそうです!男らしくて芯の強さがある義勇さんであること大前提です。
それでは、また続きを拝見できる時を楽しみにしています!
今回もたくさんのピックアップとご感想、ありがとうございます!💕
中3のときになにがあったのか、義勇さんの不安の正体、煉獄さんがどうしてあんなにも怯えをあらわにしたのか……いろいろと不穏な空気を散りばめておりますが、ちゃんとハッピーエンドになりますので、その点はご安心を!w
私も前回同様なお返事スタイルでお届けしますねっ。
>眉がピクンとちょっぴり動く時、一瞬ピリッとした空気が流れるんだろうなって思いました、笑。
ですです💕煉獄さんが一番好きな義勇さんの表情は、もちろん笑顔なんですが、怒った顔というのも、きれいだなぁと見惚れちゃうことがあるという、裏設定がございますw
美人が怒ると迫力満点、激怒されると怯えが先に立ちますが、このときぐらいのお咎めモードだと、ヒヤッとしつつも、心の底では無意識にうっとりしてたりしてますw
>本当は、”嫌がることなどしたくないから”ではなくて、”嫌がることなどできないから”なのではないかな~と勝手に推測していました。
そうなんですよね~。強い恐怖心、当たりです。嫌われることなどないと信じきれずにいる自覚が、煉獄さんにあるからこその不安であり恐怖です。日ごろは義勇さんの態度や笑みに力づけられているので、想い合っていることを疑いもしませんが。
>とっても潔くて、笑ってしまいました。わからないものはわからないですよね、笑。
ですよね~w 煉獄さんって、わからないものはわからんって即答して終わっちゃいますからw 義勇さんもそこを重々理解してるから、こういう場面で煉獄さんに聞かないんでしょうけど、恋する青少年な煉獄さんにしてみれば、やっぱりちょっと悔しいみたいですw
>この義勇さんの瞳の描写、素敵です。特に”ときに荒波の強さを見せることもある”っていうところ、好きです。
ありがとうございます💕ここには絶対に強さを感じさせる表現を入れねば! と、謎の使命感で書きましたw 美しいだけじゃなく、困難を打ち砕くだけの強さを持つ人だからこそ、煉獄さんも義勇さんに恋してるわけですからね!
>義勇さんのこの仕草に弱いです、笑。
私も弱いですw 当然のことながら、煉獄さんもめっちゃ弱いですww
>いつもの自分になれないまま叱られた子供みたいに”ごめん”と出てきてしまった感じなのかなと思いました。
そうなんです! ここ、実はすっごく悩みまして。すまんと言うか、ごめんと言うか、この話の煉獄さんならどっちだ? と、何度も書いては消しした箇所なんですよ。
この話の煉獄さんと義勇さんは、幼いころから一緒にいるわけじゃないですか。こういう場面は何度もあって、で、そのたび幼い義勇さんに、小さな煉獄さんが「ごめん、ぎゆう」ってシュンとして謝ってたんだろうなと思うと、こういうシチュではスッと昔の二人に戻っちゃうってことはあるんじゃないかと。で、「ごめん」になりました。
「うん」もなんですけど、おっしゃるとおり、心に余裕がないときや、昔とまったく変わらぬシチュでは、無自覚に幼いころにふと戻る煉獄さんが、このお話の煉獄さんですね。甘え甘やかされてきた時間の積み重ねがあるからこその、無意識の甘えでもあります。小さいころの、無邪気に大好きと抱きしめあってた時間に戻る感じ。伝わっていて嬉しいです!
>本当に、こういうことに関しては高感度冨岡センサーは役立たずなんですね、笑。そこが良いんですけどね。
はい! 幼いときからずっと一緒の弊害でございますw 義勇さんから見て自分は幼い弟って意識に縛られちゃっているのは、実は煉獄さんのほうっていう……。義勇さんが自分を見てドキドキしたりセクシーだってときめくなんて、そうそうないと無自覚に思い込んじゃってるんですよ~w だから、センサーがそういうシチュではポンコツと化すのですw 気づいたが最後、ガンガン色気放出させて武器にしそうなので(対義勇さん専用)、義勇さんのMP的にはもうしばらくポンコツであってほしいかもしれません。
>多分、声が低くなってしまったことに加え、限りなく棒読みに近い言い方になってしまったのではないかと想像しました。
間違ってません。きっと顔も固まってます。笑みのまま、目が据わってますw
>確信犯な煉獄さん、笑。義勇さん、可愛いです!
ここ! この「駄目?」は明らかに「駄目じゃないだろ?」って確信を込めてですよねっw ちょっとだけ上目遣いなのは、自信なさげなときと同じだけど、口角がちょっぴり上がってわかってるぞって瞳が笑んでるんですよ! 義勇さんも、こういうときの煉獄さんは引かないとわかってるから、恥ずかしさにちょっとうろたえても、絶対に断らないのです💕
>「」がついてなくて、かつ、この言葉の前後の行が空欄になっていることで、とても印象的に “いいよ” という言葉が頭の中で再生される感じでした。
ここで「」をつけなかったこだわりを、印象的と言ってもらえて感謝です! 義勇さんの「いいよ」は二人の関係において私的にはわりと重要だったりするのですよ。
>”……”の時に去来している思いが気になります…。その後の言い方も、どこかでそんな日は来ないと思っているような感じで、心配になりました。
ここの義勇さんのセリフの真意は、いずれ明らかになりますです(ΦωΦ)フフフ…
>こういう情報、二人が今どういう状況にあるのかが具体的にわかるのでありがたいです。
よもやここをピックアップしてくださるとは!w すごく嬉しいです💕
時間の経過とかも99%の虚構を真実だと信じてもらうための1%のリアルですし、読み手さまに状況を伝えるためにもおろそかにしてはいけないものでもあるので、何気ない文章ですが書き手が気を使う部分だったりするんですよ。
>このお話を読みながら、ずっとゴールデンレトリバーを想像していました。私も、ピッタリだと思います、笑。
ですよね! まぁ、実は煉獄さんに義勇さんが抱くイメージはゴールデンリトリバーのふりをしてくれている(?)ホニャララなんですがw かわいくてフレンドリーな犬にこだわる理由は、おいおい……w
>不謹慎かもしれないですが萌えてしまいます。
>正常な心を保つために必要不可欠でかけがえのない存在が義勇さんだということの証左でもあると思うんですよね。
>自己防衛を一切せずに全力で義勇さんを愛しているということでもあると思うんです。
まったくもって同意です。義勇さんの拒絶と喪失は煉獄さんにとってはセットなわけですが、それがあり得るのだと煉獄さんに思い知らせた『事件』も、おいおい明らかになりますです。
>煉獄と読めるとかではなくて、”俺がいるぞ”っていう表現の仕方が好きです。
細かいこだわりを、本当に拾ってくださるw ここは絶対に「煉獄って読めるな!」とかではなく、楽しそうに、でも何気なく「俺がいるぞ」って笑うのが煉獄さんだよと思ったのですよ!
>煉獄さん、かっこいい!
>危険な香りがして好きです、笑。
猗窩座とのシーンは、格好いい煉獄さんが最重要ポイントと意気込んで書いたので、めっちゃ嬉しいです! ありがとうございます!💕 ご指摘の思考や危うさも、実は今後の重要ポイントです(ΦωΦ)フフフ…
>守られているだけを良しとせず、自分も戦うところ、好きです!
私も好きです!
>義勇呼びでお願いしているところにオスを感じるし、”俺の義勇”感が出ていてツボでした!
ですよね~っ!💕 さりげなく所有権を主張してるあたりに、一線超えて「義勇は俺のもので、俺は義勇のもの」って自信と優越感がちょっぴり出ちゃいつつ、雄味全開なのが私にもツボですw 村田さんはちょっとお気の毒ですがw
今回も、ささやかだけれどこだわって書いた部分とか、ビックリするぐらい丹念に読み込んでくださって、本当に感謝が尽きません。いつもありがとうございます💕
4話も早くお届けせねばならないのに、ついつい新たな連載まで始めちゃってすみません💦でもにゃんことワンコを優先させる予定ですので、次の更新は4話になりますから! ちょっと緊張なディナーと、恋人たちの時間に浸るイルミネーション、そして愛の語らい本番!w
続きも楽しんでもらえるよう、頑張って書きますね!
お返事はここまで。えー……次ページは、新連載の裏話というか、うん、まぁ、そんな感じで。えぇ。だからシモネタくさいっていうか、ね、露骨な話になりますので、そういうのが苦手な方はここでサヨナラしてくださいませ💦